“紀州のドンファン裁判”須藤被告とは別の元妻「覚醒剤使うのあり得ない」証言 「命が奪われていいわけがない」と涙ながらに訴える

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 「覚醒剤をするわけがない」“紀州のドン・ファン”と呼ばれた男性の元妻が裁判で証言しました。

 “紀州のドン・ファン”と呼ばれた資産家の野崎幸助さん(当時77)に6年前、何らかの方法で覚醒剤を摂取させ殺害した罪に問われている須藤早貴被告(28)は、これまで「覚醒剤を摂取させたことはない」と無罪を主張しています。

 17日の裁判では野崎さんと約10年間結婚していた元妻が出廷しました。野崎さんは違法薬物に否定的な考えを持っていて、芸能人が覚醒剤で逮捕されたニュースを見ると「人間終わりやな、人として最低や」などと話していたと証言。

 「自ら覚醒剤を摂取するのはあり得ない」と述べたうえで、「はちゃめちゃな人生な人でしたが、命が奪われていいわけがない」などと涙ながらに訴えました。