XFN-ASIAによると、ドイツの自動車大手フォルクスワーゲン（VW）傘下のシュコダ・オートは、中国の同業・上海汽車工業集団（SAIC）と提携し、来年にもセダン「オクタビア」の中国での生産を開始することを明らかにした。

　　シュコダのデトレフ・ビティッヒCEO（最高経営責任者）は、19日に開幕する北京国際自動車展覧会（北京モーターショー）に合わせて会見し、「来年にも『オクタビア』の製造・販売者として中国市場に進出することを嬉しく思う」と発言。「オクタビア」投入後にはコンパクトカー「ファビア」を、またそのほかの車種の生産を開始する予定という。

　　同CEOは、「ファビア」の投入スケジュールや中国市場への投資額、生産台数などを明らかにしなかったものの、今年の世界全体の売上台数について、昨年の49万台を上回る53万〜54万台に達するとの見通しを示した。【了】