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 社会学者・古市憲寿氏(39)が12日に公式X(旧ツイッター)を更新し、自身より年下で出馬する候補者を「頼もしいと思っている」などとつづった。

 古市氏はXで「この国のみんなで『おじさん政治』を作ってきてしまった」などと嘆いていたが、実業家・堀江貴文氏は「ポエム書いてても変わらねーぞ。お前が選挙に出ろ。俺は出たことあるぞ」とバッサリ。古市氏は「変な絡み方しないで笑。あと僕はもう若くないんで、だめなんです」と返していた。

 そして12日には「年下の20代・30代の友人、知人が何人も選挙に出ようとしている。堀江さんには『お前がやれ』って言われたけど、僕ができないことをしようとしている彼らを、本当に頼もしいと思っている」とポスト。

 「だって20代や30代って、すごく楽しい時期でしょ。友達と朝までゲームをしたり、恋人と旅行に出掛けたり、スタートアップで一儲けしたいと盛り上がったり。使えるお金も自由も、10代よりずっとある」とし「でも政治家を目指す人は、さっさと青春を切り上げて、この社会のために人生の全てを賭けようとしている。そのあり方が健全かはおいておくとして、この国で政治家になった人は、人生と生活の全てを社会のために尽くすことを期待される。公人中の公人になる」と私見をつづった。

 「いまどきは、芸能人に対する報道さえもプライバシーに関する意識が高まったけど、政治家はそうはいかない。全てが見張られて文句を言えない立場になる。言い換えれば、それだけのパワーを持つ立場になる」とし「ひとつ期待するなら、若くして政治家になっていく人たちが、なんで政治家になったのかという目的だけは失わずにいられますようにと願っていた。