1回、力投する佐々木(撮影・中島達哉)

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 「CSパ・ファーストS・第1戦、日本ハム−ロッテ」(12日、エスコンフィールド)

 ロッテ・佐々木朗希投手が先発。7回まで4安打無失点と好投し、2点リードを守っている。

 今季、日本ハム戦は5試合に先発し、0勝2敗と苦戦した。特にエスコンではマウンドへのアジャストに苦労。登板前には新庄監督にも警戒心を隠さず、「今年はいろいろやられているので、しっかり対策を練りながら」と語っていた。

 初回は先頭・浅間に対していきなり四球。すぐに二盗を狙った浅間を捕手の佐藤が刺したが、2番・清宮にも四球を与えた。不安定な立ち上がりとなったが、スライダーを効果的に使い、三回まで無失点で切り抜けた。

 四回、五回は先頭打者の出塁を許したが、いずれも併殺でピンチ脱出。2点リードとなった七回も先頭レイエスに安打を打たれ、2死二塁とされたが、万波を抑えた。万波から三振を奪うと、雄たけびをあげて気合十分。二回以降は四死球もなく、94球と安定している。