CSセ共同記者会見に臨んだ阿部監督

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 巨人の阿部慎之助監督(45)が12年ぶり日本一へ向け戒めだ。2位・阪神、3位・DeNA両球団への警戒心を明かした。

 11日、「JERA クライマックスシリーズ セ」の共同会見が行われ、阿部監督は東京ドームからリモートで出席。阪神とDeNAの印象について聞かれた阿部監督は「タイガースは昨年のチャンピオンチームですし本当、最後の最後までね、しぶといなと思いながら試合をさせていただきましたね」と141試合目でのV決定までの虎とのギリギリの戦いを振り返った。

 またDeNAについても「打線がどこからでも点が入りそうですし、すごくバランスの取れた。ピッチャーもいいピッチャーが多いですしバランスのいいチーム」と警戒心を強めた。

 もちろん譲るつもりはない。指揮官は「どちらのチームがきても厳しい戦いになる。それぐらい短期決戦の怖さを僕自身、何度も経験していますので。気を引き締めて精いっぱい盛り上げられるようにしたい」と前を向いた。