昭和から平成にかけてアニメ『ドラえもん』の声で親しまれた、声優でタレントの大山のぶ代さんが9月29日、老衰のため亡くなりました。90歳でした。大山さんの訃報を受け、追悼の声が寄せられています。

【映像】若かりしころの大山さん・黒柳さん2ショット

 アニメ『ドラえもん』でしずかちゃんの声を務めていた声優の野村道子さんは、「26年間、ドラえもんで一緒だった大山さん。本当に仲良くさせていただいて、大山さんと小原さんと私の3人で旅行に行ったり、楽しかった思い出が沢山あります。ここ18年くらいは、大山さんの体調もあってお会いすることが出来ませんでしたが、いつも心に大山さんへの思いはありました。お亡くなりになる前に、写真でもいいから最近の大山さんに会いたかったです。心よりご冥福をお祈り申し上げます」と、大山さん、今年7月に亡くなった、野比のび太の声優を務めていた小原乃梨子さんとの思い出を振り返りました。

 「徹子の部屋」に何度も出演するなど、共演経験のあるタレントの黒柳徹子さんはInstagramで、「大山さんとは、NHK『ブーフーウー』をはじめ、若い時からいろんな声の仕事を一緒にしました」「とても面倒見の良い人で、美味しいお菓子とか珍しい食べ物をスタジオに持ってきてくれたり、私がお芝居をやってる時は、毎回大勢のお友達にチケットを販売してくれて、大山のぶよ団体様御一行という感じで劇場に観に来てくれました。芝居が終わった後に、みんなで一緒にワイワイ食事をするのが恒例でした。」とコメントしています。(『ABEMA NEWS』より)