サウジアラビア戦でプレーする小川(左から2人目)=ロイター

写真拡大

 【ジッダ(サウジアラビア)=岡田浩幸】10日に行われたサッカーの2026年ワールドカップ(W杯)アジア最終予選で、C組の日本(世界ランキング16位)はサウジアラビア(同56位)を2―0で下し、3連勝とした。

 日本は前半に鎌田のゴールで先制し、後半に途中出場の小川が追加点を挙げ、反撃を許さなかった。C組では豪州が中国に3―1で勝ち、バーレーンはインドネシアと2―2で引き分けた。日本は15日の第4戦で、豪州と埼玉スタジアムで対戦する。

 小川が9月のバーレーン戦に続く2試合連続ゴール。81分、伊東のCKにタイミング良く後方から走り込み、頭で決めた。「入場する時に『こういう大一番でチームを助けるのはやっぱり俺だ』と思って入った。現実になってよかった」と小川。オランダで成長を遂げる万能型ストライカーが、存在感を高めている。

 日本・森保監督「(相手に)押されて難しい中でも、選手が(良い)守備から攻撃というのを実践してくれた」

 サウジアラビア・マンチーニ監督「日本はより多くの好機を作った。日本は同組の1番手で、我々は2位争いになる」