楽天監督就任が発表された三木肇氏【写真:荒川祐史】

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球団発表

 楽天は11日、今季2軍監督を務めた三木肇氏が来季から1軍監督に就任すると発表した。今江敏晃監督は就任1年で契約解除となった。

 三木氏は2019年に楽天の2軍監督を務め、2020年には1年間1軍監督を務めた。同年は120試合で55勝57敗8分で、リーグ4位だった。2021年は石井一久監督の就任に伴い、2軍監督に配置転換となっていた。

 来季の2軍監督は今季1軍ヘッドコーチを務めた渡辺直人氏となる。

 森井誠之代表取締役社長は、球団を通じ「三木肇監督は、楽天イーグルスの監督として1軍、2軍合わせて6年間指揮を執ってきた経験があり、チーム全体を把握されております。今後、楽天イーグルスをより強くしていくために、適した人材であると判断しました」とコメントした。

 退任となった今江前監督は「球団には若い自分に監督というチャンスをいただけたことに感謝しています。私自身は今年一年を全身全霊、信念を持ってぶれずにやったので悔いはありません。ただ心残りなのは、今育ってきている若手選手を見届けることができないこととファンの皆さんに頂点の景色をお見せすることができなかったことです。最後になりますが、ファンの皆さんにはこれからもイーグルスの選手たちを応援していただきますよう、よろしくお願いします」とコメントした。(Full-Count編集部)