松山ケンイチ

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 俳優の松山ケンイチが10日深夜、出演していたNHK連続テレビ小説「虎に翼」のイッキ見を完走した。

 松山は伊藤沙莉が演じた主人公・佐田寅子の先輩裁判官・桂場等一郎役を務めてきたが、9月29日にX(旧ツイッター)で未見だったことを告白。「沙莉ちゃんに見てくださいと言われていたのでここに見た証として感想を乗っけながら最終回まで見ます。朝ドラ一気見何日かかるのか」と宣言し、視聴しはじめた。

 宣言初日は4話、翌日は午前、午後に分けて9話、続けて15話、12話、7話、11話、5話、10話と順調に進み「今日はムリかも」と投稿した7日も3話、8日は6話、9日も「忙しい!シッシッシッ!」としながら11話分を視聴。10日は午前8時18分に「再開します」でスタートし、第94話から最終回の第130話まで37話分を追い込み。11日午前0時53分に「エンドロールもヤバい!どの役にも愛着が湧いてる。どの役も愛せる。そして沢山の言葉、受け取りました!ありがとう!最高!です!寅に翼 完!! ※眠い。中断します」と投稿し、ゴールを迎えた。

 宣言通り、感想は第66話の「みたおもしろかった」以外は、毎話ごとに長文。キャストに自分であだなを付けたり、「号泣だよ!なんだこのシーンこの俳優たち。世界中に見せたい」「すげえ編集!泣ける!」「下手くそ!棒演技!人のこと言えないけど」「毛量がコントだよ!」「新宿から呼んだのかゆうぞうさんを!」などと率直な言葉を並べた。

 自分が演じる桂場に対しては「甘味柱桂場とういちろー」と名付け、「酒癖の悪さの片鱗(りん)」「いきなり何言い出すんだよ甘味!」と容赦なく突っ込み。作品の中で食べていた団子が「戦前は硬く、戦後になると柔らかくなった。レシピ時期で変えてる。消え物部のこだわり」と撮影の裏側も明かした。

 時には「法廷に正解はない」「親と子って対等だよね。子が生まれるのと同時に、親が生まれるんだから」と本音もぽろり。コメント欄は一緒に再視聴するような臨場感を味わったり、それぞれの感想が多く書き込まれていた。