クロップが幹部就任の「レッドブル」、新たにフランスでクラブに投資へ…タッグを組むのは「フランス・ファッション界の帝王」

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ユルゲン・クロップ氏がグローバルのフットボール部門の責任者に就任した「レッドブル」。最近では、大宮アルディージャを買収したことで話題となっている中、フランスでもクラブの買収に動いているという。

「レッドブル」グループは、レッドブル・ザルツブルクやニューヨーク・レッドブルズ、レッドブル・ブラガンチーノなど、世界中にクラブを保有。また、RBライプツィヒにも資金提供するなど、多くのクラブに関与している。

そんな中、フランス『レキップ』によると、新たにフランスでもクラブに投資するとのこと。リーグ・ドゥ(フランス2部)のパリFCの株式を取得するという。

パリFCの筆頭株主はフランス人実業家のピエール・フェラッチ氏。しかし、世界的なブランドのルイ・ヴィトンの会長であるベルナール・アルノー氏らのアルノー家とレッドブルに株式を売却するとのこと。レッドブルは株式の15%を取得する見込みで、アルノー家が55%を取得。2027年までは現在の筆頭株主が30%を保有しているが、それもアルノー家に渡るという。

両者の目標は、パリFCをフランスサッカー界で野心的なクラブの1つにすること。同じパリにはパリ・サンジェルマン(PSG)というメガクラブが存在し、首都の2番手チームとして扱われてきた中、今シーズンはリーグ・ドゥの首位に立つなど力をつけてきている。