STVニュース北海道

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10月に入り徐々に冷え込んできた北海道内。

そこで出番となるのがストーブです。

灯油の給油やストーブの買い替えなど、冬本番を前に「早め」の準備が進んでいました。

札幌市では早くも灯油配達が本格化。

冬への準備が加速しています。

(本田燃料電器 本田利博社長)「寒くなるという予報になっているので、お客さまからの連絡は多くなりましたね」

さっそく灯油配達を頼んだこちらのお宅。

今月に入りストーブを付け始めたといいます。

(灯油を頼んだ人)「孫が泊まりに来ていて、うち寒いから夜中にストーブつけて寝てくれって。風邪ひかせるわけに行かないから、じいちゃんばあちゃんとしては」

今月に入り暖かい日があった影響で、例年より予約の入り始めが遅いといいます。

(本田燃料電器 本田利博社長)「10月スタートはそこまで寒くなかったので忙しくはなかったけど、今週寒くなるという予報が出てから急に電話はきますね。寒くなってしまうと急に注文が増えてしまうので、前もって給油しておいた方がいいと思います」

石油情報センターによりますと、道内の灯油の配達価格は、先週と比べ0.2円高い1リットルあたり121.7円。

岸田前首相がガソリン価格対策として補助金を年末まで延長する方針を示したことで、“年末までは”価格が安定するとみられます。

冬を前に準備しておきたいものは他にもー

札幌市内のリサイクルショップです。

ここでは不要になったストーブを買い取り、資格を持ったスタッフが内部を清掃してから販売しています。

およそ30分ほどで作業が終わると、新品同様ぴかぴかに。

こちら2018年式のストーブは、新品の半額以下の2万円前後で販売される予定です。

しかしこの価格も今だけだといいます。

(倉庫型リサイクルれお 若濱健太代表)「11月12月くらいになると在庫が豊富にない状態になってきて、価格も高めの設定に変わってくると思います。できるだけ早く備えてもらった方がいいと思います」

備えあれば憂いなし。

これから迎える長い冬に困らないよう「冬将軍」の到来を前に早めの準備が大切です。