オーストラリアサッカー連盟(FFA)は3日、10月の北中米ワールドカップアジア最終予選2試合に向けたメンバー26人を発表した。9月までチームを率いたグラハム・アーノルド前監督が9月19日に辞任。新たにトニー・ポポビッチ新監督を迎えたなかでの初陣となる。10月にホームで中国と、15日には埼玉スタジアム2002で日本と対戦する。

　JリーグからはFWミッチェル・デューク(町田)やDFトーマス・デン(新潟)が選出された。MFマッシモ・ルオンゴ(イプスウィッチ)が2023年末の代表引退から復帰。23歳のFWニシャン・ベルピライ(メルボルン・ビクトリー)が初選出となった。また、2018年から3シーズンをジェフユナイテッド千葉で過ごしたDFジェイソン・ゲリア(メルボルン・ビクトリー)が2016年以来8年ぶりに代表復帰を果たした。

　クラブ公式サイトを通じ、ポポビッチ監督は「エキサイティングな旅の始まりにいる。この選手たちを率いることができるのは名誉なことだ」と語った。

「選手と新しいスタッフをキャンプに迎え入れ、初めて一緒にできることを楽しみにしている。10月はわれわれの意欲とプレーの質両面で大きな進歩を披露する絶好の機会だ。将来の野望に向けた方向性を定める基礎を築くうえで極めて重要になる」

　オーストラリア代表メンバーは以下のとおり

▽GK

ジョー・ガウチ(アストン・ビラ)

ポール・イッツォ(ランダース)

マシュー・ライアン(ローマ)

▽DF

アジズ・ベヒッチ(メルボルン・C)

ジョーダン・ボス(ウェステルロー)

キャメロン・バージェス(イプスウィッチ)

トーマス・デン(新潟)

ジェイソン・ゲリア(メルボルン・V)

ルイス・ミラー(ハイバーニアン)

キー・ロールズ(ハーツ)

ハリー・サウター(シェフィールド・U)

ジャンニ・ステンスネス(バイキング)

▽MF

キアヌ・バッカス(マンスフィールド・タウン)

アイディン・フルスティッチ(サレルニターナ)

ジャクソン・アーバイン(ザンクトパウリ)

マッシモ・ルオンゴ(イプスウィッチ)

ライリー・マッグリー(ミドルズブラ)

コナー・メットカーフ(ザンクトパウリ)

エイデン・オニール(スタンダール・リエージュ)

▽FW

ダニエル・アルザニ(メルボルン・ビクトリー)

ミッチェル・デューク(町田)

クレイグ・グッドウィン(アルワフダ)

ネストリ・イランクンダ(バイエルン)

サミュエル・シルベラ(ポーツマス)

アポストロス・スタマテロプロス(マザーウェル)

ニシャン・ベルピライ(メルボルン・V)