カブスの今永昇太【写真:ロイター】

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エドウィン・スタンベリー通訳に脚光

 米大リーグ・カブスの今永昇太投手は今季、29試合に先発して15勝3敗、防御率2.91と好成績を残し、1年目のシーズンを終えた。マウンド上での躍動に、チームメイトや指揮官から賛辞が送られていたが、投手コーチはエドウィン・スタンベリー通訳も称賛している。

 米イリノイ州の地元放送局「マーキースポーツ・ネットワーク」は「ショウタ・イマナガという天才」との見出しで記事を掲載。トミー・ホットビー投手コーチのコメントを掲載した。今永について「日本からメジャーリーグに来て球種を絞るのは簡単なことじゃない」とし、「多くの選手は増やしたいものだ。でも、彼はファンタスティックな仕事をしたよ」と説明していた。

 シーズン中にはデータも有効活用。投手コーチ陣とスタンベリー通訳が協力し、今永が使いやすいように整えていたようだ。ホットビー氏は「エドウィンは、十分に語られていない、いわゆる陰のヒーローだ」と感謝。「彼とショウタの関係性が情報の流れを自由にした。エドウィンはコンセプトの通訳で素晴らしい仕事をしている」と新天地での円滑なコミュニケーションが躍進の助けになっていたことを指摘していた。

(THE ANSWER編集部)