30日寄り付きの上場投資信託(ETF)および指数連動証券(ETN)の売買状況は、9時16分時点でETF・ETN合計の売買代金が前週末同時刻比66.3%増の874億円。うち、日経平均株価に連動するETF(ベアETF・レバレッジETFを含む)22銘柄の売買代金は同66.5%増の742億円となっている。

 個別では上場中国A株パンダ <1322> 、グローバルX MSCI キャッシュフローキング <234A> 、One ETF 南方 中国A株 CSI500 <2553> 、上場インデックスファンド米国株式ヘッジ <2562> 、NEXT NYダウ・ダブル・ブル・ドルヘッジETN <2040> など7銘柄が新高値。中国H株ベア上場投信 <1573> 、NEXT 香港ハンセン・ベア <2032> が新安値をつけている。

 そのほか目立った値動きではMAXIS HuaAn中国株式(上海180A株) <2530> が6.08%高と大幅な上昇。

 一方、グローバルX バイオ&メドテック-日本株式ETF <2639> は9.04%安、投資家経営者一心同体ETF <2082> は8.43%安、MAXISカーボン・エフィシェント <2560> は7.76%安、NEXT FUNDS日本株女性活躍指数 <2518> は7.53%安、グローバルX ロボティクス&AI-日本株式ETF <2638> は7.05%安と大幅に下落している。

 日経平均株価が1513円安と急落するなか、日経平均に連動するETFでは、NEXT日経平均レバレッジ <1570> が売買代金452億8100万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日における同時刻の平均売買代金197億4600万円を大きく上回る活況となっている。

 その他の日経平均ETFでは日経平均ベア2倍上場投信 <1360> が52億9000万円、NEXT 日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が45億7600万円、NEXT 日経225連動型 <1321> が43億1200万円、日経平均ブル2倍上場投信 <1579> が38億4200万円、楽天ETF-日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が34億400万円の売買代金となっている。

株探ニュース