[9.28 ブンデスリーガ第5節 フライブルク 0-3 ザンクト・パウリ]

 ブンデスリーガ第5節が28日に開催され、MF堂安律が所属する3位フライブルクはホームで9位ザンクト・パウリに0-3で敗れた。3試合ぶりの黒星を喫し、連勝は2でストップ。堂安は右サイドハーフで先発出場し、90分間プレーした。

 昇格組のザンクト・パウリが均衡を破ったのは前半12分。右サイドのMFマノリス・サリアカスがゴール前にロングパスを送ると、FWヨハネス・エッゲシュタインが触り、流れたボールに反応したFWイライアス・サアドがDFと巧みに入れ替わる。そのまま左足でネットを揺らし、先制点を挙げた。

 前半45分には左サイドの深い位置からエッゲシュタインが折り返し、相手に当たったボールにサアドが右足で合わせる。これがFWオラダポ・アフォラヤンの足下に入り、アフォラヤンはワントラップから冷静に左足で決めた。

 さらに後半28分、カウンターからサアドが長い距離を持ち運び、最後は見事な個人技から右足でシュート。GKの手を弾いてゴールに吸い込まれ、この日2点目で3-0とした。

 後半39分にはフライブルクのFWルーカス・ヘーラーがペナルティエリア右からマイナスにパスを出し、堂安が左足で押し込む。しかし、ヘーラーのオフサイドでゴールが取り消され、無得点のままタイムアップを迎えた。

 フライブルクは第2節バイエルン戦(●0-2)以来の黒星を喫し、3連勝とはならず。ザンクト・パウリは今季リーグ戦初勝利をつかんだ。