ベンチで考え込む新庄監督(撮影・中島達哉)

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 「日本ハム1−3楽天」(25日、エスコンフィールド)

 日本ハムは大目標のCS進出まであと1勝としながら、2連敗を喫した。この日引退試合を迎えた鍵谷の後を受けて、初回2死走者なしから金村が登板。四球と内野安打で一、二塁とされ、安田に痛恨の3ランを被弾。これが命取りとなった。

 八回まで投げ切った金村の失点は初回のみ。「鍵谷さんがいい形で抑えてくれたので、それに続いて初回は終わりたかったです。相手に流れを渡してしまい申し訳ないですし、悔しいです」。無念の言葉を残した。

 新庄監督は取材対応せず、広報を通じて「きょうは鍵谷君の日です。鍵谷君に聞いてあげて」とコメントした。開幕前に掲げた「最低でもクライマックス」を目前に2度の足踏み。23日の西武戦後には「時間の問題でしょ」と話していた。三度目の正直できょうホームで宿願を果たす。