クララ・ハスキル国際ピアノコンクールで ブラジル人として初めて優勝、クリスティアン・ブドゥが初の来日ツアーを開催
いま最も注目されているブラジル人ピアニストの一人、クリスティアン・ブドゥが、2024年11月、初めて日本でコンサートを開催する。
クリスティアン・ブドゥ は、2013年の第25回クララ・ハスキル国際ピアノコンクールを優勝。ブラジルを代表するピアニストであり、人気ヴァイオリニストのルノー・カプソンやベルリンフィルメンバーとの室内楽共演、ヴェルビエ音楽祭への出演など、ラ・ロック=ダンテロン国際ピアノフェスティバルでは高い評価を得ている。2023年には、著名なブラジル人チェリスト、アントニオ・メネセスとの共作アルバム『夢のあとに AFTER A DREAM』をリリース。今回が日本デビュー公演となる。
愛知・東京・大阪で開催される今回のツアーでは、シューマンやドビュッシーなどの著名な作曲家の作品に加え、カマルゴ・グァルニエリやヴィラ=ロボスといったブラジルの偉大な作曲家の作品も含む特別なプログラムを届ける。
また、特別なイベントも開催予定。11月10日(日)には、『クリスティアン・ブドゥのクラシックだけではなく、ブラジル音楽をもっと聴きたい ~和海(なごみ)ライブ~』が行われ、11月12日(火)には東京の表参道スタインウェイサロンで 『四手が奏でる、ブラジル・クラシック音楽の鮮やかなる世界』が予定されている。
さらに、名古屋でのコンサート前日には、ブドゥは名古屋周辺の学校や病院を訪問。愛知県安城市のサンパウロ国際スクール (ブラジル人学校)では、生徒たちにミュージシャンの仕事、自身の経験や音楽との関わり方について講演を行う。また、愛知県岡崎市の羽栗病院 (精神科病院)では、患者さんたちに向けたミニコンサートを開催。そして、11月7日(木)のコンサートには、愛知県自閉症協会「つぼみの会」 の会員たちが招待されている。
『クリスティアン・ブドゥ ピアノ・リサイタル』は、11月7日(木)電気文化会館 ザ・コンサートホール、11月15日(金)銀座 王子ホール、11月30日(土)富田林市すばるホールにて開催。