ドジャースのクレイトン・カーショー【写真:ロイター】

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8月末から戦線離脱中

 米大リーグ・ドジャースの212勝左腕クレイトン・カーショー投手の回復は進んでいないようだ。ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は24日(日本時間25日)の本拠地パドレス戦前に会見し、左足親指の負傷で戦線を離れているカーショーについて「進展はない」と発言。「打者に投げる状態にはなっていない」と復帰に黄信号が灯る現状を明かした。

 カーショーは7月に左肩手術から復帰したものの、8月30日(同31日)の敵地ダイヤモンドバックス戦で先発したが、2回途中で緊急降板。左足親指の痛みで負傷者リスト入りした。投手陣に負傷者が続出していることで早期の復帰が期待されるが、ロバーツ監督は「何の進展もない状態だ。改善はしていないようだ」とし、今週は打者を立たせての投球練習も行わないことを明らかにした。そのうえで「今は彼の健康状態と彼自身にかかっている」「この数日で状態がもう少し明らかになると良いと思う」と加えた。

 ポストシーズンに間に合うかどうかについても「必要な時に投げられるように彼は全力を尽くしている」と話すにとどめた。痛めている箇所については「足の指も身体もだと思う。今日はキャッチボールをしている。でも何らかの理由で打者に投げる状態にはなっていない。トレーニングスタッフから聞いたところによると、そのままの状態で、前には進んでいない」と語った。

(THE ANSWER編集部)