あっという間の決着だった。プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2023-24」9月20日の第2試合。KONAMI麻雀格闘倶楽部・佐々木寿人(連盟)が親の打1打を鳴いてからわずか“55秒”でアガリを決め、放送席を唖然とさせた。

【映像】55秒の瞬殺!魔王の爆速アガリに唖然

 東3局1本場、親のKADOKAWAサクラナイツ・渋川難波(協会)が白を切ると、佐々木がこれをポン。さらに中もポンして早々にイーシャンテンとなった。次巡に二万を引くと一・四万待ちでテンパイした佐々木。山には6枚も残っている。直後に赤坂ドリブンズ・鈴木たろう(最高位戦)が一万をツモ切り、佐々木は白・中の2000点(+300点)を決めた。

 全自動卓はまだガラガラと音を立てて、次局の山を積んでいる途中だ。ファンは「ガラガラいってるw」「これはずるいww」「まだ攪拌してる」「はええよw」と大笑い。実況の小林未沙も「まだ次の麻雀牌が積まれていないぞ!?」。プレイヤー解説を務めていたU-NEXT Pirates・小林剛(麻将連合)も「1枚ツモっただけで終わっちゃいましたね」と、唖然としていた。

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合(全216試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)