「あんな角度の低い打球で…」ベリンジャーが大谷47号称賛 自身も19年にド軍で47発&MVP
◇ナ・リーグ カブス8−10ドジャース(2024年9月11日 ロサンゼルス)
カブスのコディ・ベリンジャー外野手(29)が11日(日本時間12日)、敵地でのドジャース戦に「4番・右翼」で先発出場。17号3ランを放ったが、チームは敗れた。
ベリンジャーは3−7の5回1死一、二塁でド軍先発・ミラーの速球を捉え、中越え3ラン。この一発でミラーをKOすると、打線はこの回、失策も絡め同点に追いついた。
ただ、7、8回に救援陣が失点し接戦を落とした。
一方、ドジャースの大谷翔平が初回に打球速度118・1マイル(約190・1キロ)の弾丸ライナーを中堅右に突き刺し、自己新となる47号を放ち、自身が2019年にマークした球団3位タイ記録に並んだ。
ベリンジャーは大谷について「本当に見ていて楽しい。そして、エキサイティングだね。彼は進化している」と素晴らしい選手と評価。「速度118マイルの打球はたくさん見てきたが、あんなに角度の低い打球でホームランになるのは見たことがない。すごい才能だ。野球にとって素晴らしいことであるのは確かだ」と称賛を惜しまなかった。
前人未踏の「50−50」にも「ペースが落ちる気配はないね」とし、偉業達成は目前だろうとした。
ベリンジャーは2013年のMLBドラフト4巡目(全体124位)でドジャースから指名され、17年にド軍でメジャーデビューし、新人王を獲得。47本塁打を放った19年はシーズンMVPに輝いた。昨季からカブスでプレーしている。