トヨタ新型「“小型”ミニバン」登場! めちゃ「カラフル」! “オシャ”な「犬顔」が映える「シエンタ」9つの“カラバリ”の人気色とは

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3代目「シエンタ」に一部改良を加えた新型が登場

 トヨタの最小ミニバン「シエンタ」が、2024年5月20日に一部改良を加えました。
 
 2022年8月発売の3代目フルモデルチェンジから初の一部改良ですが、カラーバリエーションはどう変化したのでしょうか。

トヨタ 3代目「シエンタ」のカラーバリエーション[左上から時計回りに「ベージュ」「スカーレットメタリック」「グレイッシュブルー」「アーバンカーキ」]

 シエンタはトヨタのミニバンの中では最もコンパクトなモデルで、最小回転半径も5mと取り回しが良い点が特徴です。

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 いっぽうで最大3列・7人乗りが可能な室内空間を有し、積載量も十分に確保されています。

 販売価格(消費税込み)は、199万5200円から323万4600円までと、上位モデルに比べ廉価な価格設定も魅力です。

 自販連(日本自動車販売協会連合会)調べによる軽を除いた新車販売ランキングでシエンタは、2024年1月から6月までの半年間に5万5649台を販売し、3位にランクインしています。

 首都圏近郊のトヨタ販売店の営業担当者は、次のように話します。

「シエンタは若いファミリーを中心に、幅広い層から人気を集めるモデルとなっています。

 20代から30代のお子様がまだ小さい若い夫婦は、買い物など日常の移動や家族旅行用として購入されています。

 いっぽうでお子様が巣立った40代から50代のご夫婦のなかには、両親の介護・送迎用として購入されるケースもあります」

 そんなシエンタについて購入者は「扱いやすいサイズや価格ももちろんですが、内外装のデザインが気に入ったという方が多いようです」(前述の営業担当者)といいます。

 またデザインにマッチするボディカラーの豊富さも決め手になるケースもあるようです。

 そんなシエンタの一部改良モデルには、どのようなカラーバリエーションが用意されるのでしょうか。

 ボディカラーは、単色カラー7色と、ツートーンカラー2パターンの展開です。

 単色カラーは「ダークグレー」「ブラック」「ベージュ」「アーバンカーキ」「グレイッシュブルー」と、+3万3000円のオプション色として「プラチナホワイトパールマイカ」と「スカーレットメタリック」が設定されています。

 なかでもベージュとアーバンカーキは「アースカラー」と呼ばれるトレンド色で、アウトドアなどにも似合うカラーリングとして近年注目を集めています。

 シエンタには3つのグレードがあり、上位の「Z」「G」は全色設定ですが、ベーシックな「X」はプラチナホワイトパールマイカ、ブラック、ベージュ、アーバンカーキの4色対応となります。

 これに加え、ツートーンカラーは「ダークグレー×スカーレットメタリック(+7万7000円)」と「ダークグレー×アーバンカーキ(+5万5000円)」の2パターンが用意されます。

 こちらもXグレードには設定がありません。

 なお一部改良を機に、2022年の登場時に設定された一部のカラーが変更になっています。

 単色カラーでは、白系が変更されています。デビュー時の「ホワイトパールクリスタルシャイン」が廃止され、新たにプラチナホワイトパールマイカに変わっています。

 またツートーンカラーでは「ダークグレー×グレイッシュブルー」が廃止され、ダークグレー×アーバンカーキが追加されました。

新型「シエンタ」人気の色は!?

 前述のトヨタ販売店の営業担当者に、人気のボディカラーについても聞いてみました。

「プラチナホワイトパールマイカ、ブラック、アーバンカーキが人気ですが、世代によっても傾向は異なります。

 基本的には売却時のことも考え、落ち着いた色合いを選択するケースが多いようです」

「カーキ」内装を選択するとセンターピラー部がボディ同色に変更されます[ボディカラー:「アーバンカーキ」]

 世代別では、20代から30代がプラチナホワイトパールマイカ、アーバンカーキに加え、ベージュが人気となっています。

 いっぽう40代から50代ではプラチナホワイトパールマイカやブラックなど、比較的落ち着いた色の人気が高まるようです。

 性別での人気カラーをみると、男性はブラック、アーバンカーキ、女性はスカーレットメタリック、ベージュ、アーバンカーキと分かれるそうです。

 その意味で、アーバンカーキは性別に関係なく人気の定番カラーだとわかります。

 またツートーンカラーの場合も、ダークグレー×アーバンカーキが売れていると担当者は教えてくれました。

 なおシエンタは、内装色も選択ができます。

 最上級Zグレードの場合「ブラック」「カーキ」「フロマージュ」の3タイプが選べます。

 Gはブラックとカーキ、Xはブラックのみの設定です。

 またカーキの内装色を選択した場合、通常はブラックとなる車体側面のドアサッシュ(センターピラー部)が選択したボディカラーと同色になる独自のコーディネートとなります。

※ ※ ※

 シエンタは9色のボディカラー展開ですが、実は「裏設定」ともいうべき、もうひとつのカラーが存在します。

 それが、福祉車両「ウェルキャブ」の車いす仕様車用に設定された専用色「スーパーホワイトII」です。

 同じ白系のプラチナホワイトパールマイカとは異なり、追加オプションはかからない設定となっています。