日産新型「ノートSUV」登場! 車高アップ×ゴツいバンパー採用で“SUV感”増した!? 新型「クロスオーバー」どんなモデル?
「ノート」にクロスオーバーSUVモデルがあった!
SUVには数多くの魅力的なモデルがありますが、日産の個性派SUVとして、人気の「ノート」をベースとしたクロスオーバーSUVがラインナップされています。
ノートの車高をアップさせた「ノートAUTECHクロスオーバー」ですが、どのようなモデルなのでしょうか。
ノートAUTECHクロスオーバーは、日産モータースポーツ&カスタマイズ(NMC)による「AUTECH」ブランドが手掛けており、ほかのノートシリーズとは異なる特徴を持っています。
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2024年6月には2代目となる現行モデルのマイナーチェンジが発表され、ベース車と同様に、新たなフロントフェイスへと変更されます。
エクステリアでは、シルバーの専用フロント&リアプロテクターやデコボコしたラインが特徴的なサイドシルプロテクターを装備。
SUVらしさを演出するために、ホイールアーチガーニッシュやルーフモールに加え、フロントバンパー左右下部に配置したブルーのシグネチャーLEDも備え、ベースのノートとは差別化された、SUVスタイルに仕上がっています。
しかもこのSUVスタイルは見た目だけではなく、サスペンションに専用チューニングが施され、16インチタイヤを装着。
車高が25mmアップしただけでなく、それに適したチューニングがしっかり施されているところに、走りにもこだわるAUTECHらしさが感じられます。
それでいて、全長4110mm×全幅1700mm×全高1545mmと日本の立体駐車場に収まるサイズにまとめられており、高い実用性も備えました。
ノートAUTECHクロスオーバーはどのような印象なのでしょうか。都内の自動車販売店のK店長に聞いてみました。
「ワゴンベースのクロスオーバーは見かけますが、ハッチバックベースのクロスオーバーは珍しいです。
全長が短いハッチバックボディのSUVなら、取り回しの良さはそのままに多少の段差も気にならないので、どのようなシーンでも運転しやすいでしょう」
ベースのノートの出来が非常に良いこともあり、ノートAUTECHクロスオーバーに関しての評価も高いといえます。
一方で、25mmの車高アップを果たしているとはいえ、SUV感が薄いと感じる人がいるかもしれません。
「SUVというと、車高が高く、悪路を走るイメージがあるかもしれませんが、最低地上高が低いSUVも存在します。
むしろ、ノートAUTECHクロスオーバーはハッチバックの使い勝手を犠牲にせず多少の悪路も走れますし、市街地の走行が多いという人なら使いやすいと思います」(自動車販売店 K店長)
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昨今はさまざまなSUVが登場しており、必ずしもアウトドア向けのモデルばかりではなくなっているようです。
ハッチバックのコンパクトさと高められた車高のノートAUTECHクロスオーバーは「もっとも使い勝手のいいSUV」とも言えそうです。
ノートAUTECHクロスオーバーはスポーティでプレミアムな雰囲気が感じられる専用の内装となっており、ノーマルのノートに物足りなさを感じるのなら、人とは被らないクロスオーバーグレードを選ぶというのもアリなのではないでしょうか。