一躍時の人となったレイガン(写真:ロイター/アフロ)

写真拡大

アーティスティックスイミング(AS)の元ロシア代表クリスティーナ・マクシェンコさん(29)が2024年8月26日までに自身のインスタグラムを更新し、パリ五輪女子ブレイキンに出場したオーストラリア代表レイチェル・ガン(ダンサーネーム・レイガン、36)の演技を水中で再現した。

「水中で再現するのに5分しかかからなかった」

マクシェンコはAS世界選手権で優勝した経験を持つ実力者で、現在はインフルエンサーとして活躍。インスタグラムのフォロワーは92万人を超える。

インスタグラムには、マクシェンコさんがプールや海の中でパフォーマンスを行う動画が多数投稿され、最新の投稿でレイガンのダンスを再現した。

動画は上下2つの画面に別れ、上部はパリ五輪でのレイガンのダンス動画。下部はマクシェンコさんがプールの中で、レイガンのダンスを再現している動画だ。

動画には「RayGunのオリンピックのパフォーマンスを覚えて、水中で再現するのに5分しかかからなかった 2028年のLAで開催される@olympicsに参加できるかもしれない」と、レイガンを挑発するようなコメントを添付した。

「水中でこれをやるのはメダルに値するよ」

マクシェンコさんのパフォーマンスに対し、コメント欄には「素晴らしい仕事です」「水中でこれをやるのはメダルに値するよ」「水の中にいるのに、あなたのバージョンの方がずっとよかった」「爆笑!違いは、実際にスキルがあるということだ!」「あなたの方がずっといいよ!それは才能だよ!」などの声が寄せられた。

マクシェンコさんが投稿した動画はインターネット上で拡散され、複数の海外メディアが取り上げた。

レイガンの地元オーストラリアメディア「News.com.au」(ウェブ版)は、マクシェンコさんの動画を引用しながら「レイガンが『水中ブレイクダンス』動画で嘲笑される」と報じた。

レイガンはパリ五輪女子ブレイキン1次リーグで、カンガルーのジェスチャーを織り交ぜたダンスなどを披露。3試合すべて0点に終わったが、独創的なダンス動画がインターネット上で拡散されると、世界的に話題を呼んだ。

パリ五輪で初めて採用されたブレイキンにおいて、レイガンは世界的なプレイヤーになった一方で、SNSではパフォーマンスの質を問う声が上がった。