問題回答中には豊島と岩中が会場を巡って試験中の受講生たちを見回りすることに。間近に客席を覗き込みながら「ちゃんと解いてるかな?」「書けてますか?」と声を掛けていく二人に、受講生たちも答えを書き込んだ回答用紙を見せたり、手を振ったりして余裕をアピール。壇上では小林たちも受講生たちと同じように問題にチャレンジしていたのだが、今井が「英語ちょっと苦手なんですよね」とボヤいたりとかなり苦戦している様子となっていた。

試験終了後には座席毎に集められた回答用紙を今井と堂島が会場左右に立って回収。受講生たちがそれぞれ一列になって二人に提出しているようすを見た岩中は、学生時代を思い出したのか「本当に学校みたい」と懐かしそうにコメント。小林と豊島も「なかなかないですよ、この二人にプリント提出できることなんて(笑)」「『補講男子』ならではだね」と言いながら、スーツ姿の今井と堂島が粛々と回答用紙を回収し続けるというこのイベントならではの光景を楽しそうに眺めていた。

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回収された回答用紙をスタッフがチェックしている間に、新曲となるWITHPERのユニットソング「俺たち男子!」のデジタルリリースとMVの情報を初解禁。体操服&ジャージを着た10年前のWITHPERたちの姿が描かれたイラストがスクリーンに映し出されると会場からは悲鳴のようなどよめきが。12歳の柏谷に「クソガキじゃん」と今井からツッコミが入ったり、前髪パッツンで体育座りをする貴志に笑い声があがったりと、想像力をかき立てるイラストに観客の目は釘付けといった状態になっていた。

トップバッターで収録したという小林は「どれくらいのテンションで歌えばいいかわからなかったんですが、楽曲もこうだし、歌詞もIQ下がってたから(笑)。テンション上げろってリリックにもあったからはっちゃけて歌わせていただきました」とのこと。また「キャラ的にどう歌うんだろうって相談しながら収録させていただきました」という堂島は、合いの手がダントツに上手かったとスタッフに誉められたと嬉しそうに報告してくれた。今井は「僕の前に岡本さんが録ってらっしゃって。耳中にその息多めの歌声を流しながらの収録だったんですが、現場の皆さんは『(岡本さん)クセ強すぎないか?』と笑っていました」と収録裏話を披露してくれたのだが、最後に収録したという豊島は「今井さんのクセもすごくて(笑)」と、今井の歌ったサビの部分に特徴的な吐息が入っていたことを暴露。この吐息のせいでどう歌うべきか悩んだとクレームをつける豊島に、今井は「ちょっと間が開くから入れてみようかなって入れたらOK出ました」と、してやったりといった笑顔を見せていた。

ここで再び岡本がスクリーンに登場して、会場の受講生に“補講委員”としてのお仕事として「俺たち男子!」の歓声収録の依頼をする一幕も。サビの部分でWITHPERが歌う「男子、男子、男子」の歌詞の後の「男子!」の掛け声を収録するという依頼内容だったのだが、一発目から綺麗に声が揃った受講生にキャスト陣も「おー!」と感心したようす。一応別バージョンもということで、岩中からのリクエストで「小学生に語りかけるように優しく」と「『ちょっと男子! 掃除しなさいよ』みたいな感じで」と2パターンを録ったところでスタッフからOKが出て無事収録が終了。キャスト陣も「三回でOK出るなんて」とビックリしたようで、「もっと欲しくなっちゃうね」「いろんなパターン聞いてみたい」と優秀な受講生たちを大絶賛していた。

ここからは先ほど回収した回答用紙にキャスト陣がそれぞれ担当の問題回答に“まるつけ”をしていくことに。選択肢の答えに丸を付けた後で自由回答を公表していくことになったのだが、「茶屋町先生へ パンツのウエスト大丈夫ですか?」と書かれた回答に、イベント出演前にスーツのズボンをちょっと緩めてもらったという今井は「ダイエット頑張ります(笑)」と苦笑い。国語の問題では寝ている柏谷が風邪を引かないようにトレーニング中の堂満が首にかけていたタオルをかけてあげたという例題に「そのタオルで風邪をひいてみたいです!!」という回答があり、そこから“堂満の使用済み濡れタオル”のグッズのアイデアが飛び出すなど、ツボをついた面白回答が目白押し。
理科の問題ではプールより身体が浮くと海で大はしゃぎする柏谷を題材に問題が作られていたのだが、自由回答欄の「柏谷うるせぇ」の答えに“まるつけ”をしていた堂島は大笑い。まさかの“アンチ柏谷”の出現に豊島は複雑な表情を浮かべていた。またこの質問には今井も自由回答をしており、「柏谷は普段から浮いている」の答えに会場からは笑い声と大きな拍手が。ちなみに柏谷役の豊島も「柏谷は常に浮いている」と答えを書いていたようで、柏谷のキャスト間の共通認識もこのイベントで明らかにされることになった。

“まるつけ”の後には最新情報が続々解禁。先ほど公開されたイラストがジャケットとなったと2ndドラマCDが9月30日に発売されるほか、今回の「“まるつけ”イベント」のもようが収録されたBlu-rayが12月25日に発売決定。このBlu-rayの発売は豊島の誕生日でもあるということで、ぜひそのお祝いも兼ねて手に入れてもらいたい。
また『補講男子』が初出展する11月9日から開催予定の「Animate Girls Festival 2024」で限定販売されるグッズを、なんと受講生の投票で決めようという企画が実施されることに。他にも好評発売中のアニメージュ9月号の藤真拓哉先生描き下ろしイラストやB2ポスターが付いた『補講男子』特集や、こちらも藤真拓哉先生描き下ろしイラストなどが使用された全24種のフルボイスLINEスタンプの発売決定といった情報も今回のイベントにあわせて公表されることになった。

また夜の回では10月27日(日)に東京・池袋のステラワース店舗で2ndドラマCDのリリースイベントが開催されることや、5人のWITHPERのキャラクターソングが収録された全楽曲Gakken監修の「キャラクターソングシリーズ 〜参考歌〜Vol.1」の発売が決定したといったスペシャルな情報も続々解禁。
さらに来年1月25日(土)に東京・有明のTFTホール1000で開催されるという『補講男子』1stライブの情報も発表されることに。こちらについても続々追加情報が出てくる予定となっているので、ぜひ公式サイトや公式Xなどをチェックしてみてほしい!

こうしてキャスト陣と受講生が一緒になって盛り上がったイベントもついにエンディングへ。岩中はこのイベントで解禁された各種情報に「僕も嬉しくなりました。これかが楽しみです」と期待感いっぱいといったようす。今井は「温かいコメント、それとああいうムチャ振り大好きなので」と映像出演してくれた岡本に、堂島は「異常なスピードでいろんなことが進んでいっているというのが素直な感想です。これも皆さんの応援のおかげ」と応援してくれる受講生たちにそれぞれ感謝の言葉を口にしていた。
また豊島は「まさかアンチ柏谷がいるとは思わなかった(笑)」とちょっと凹みつつ、「アンチ柏谷がいつか柏谷推しになることを祈っております」と前向きにコメント。最後に小林が「いろいろ戸惑うようなコーナーや発表がありましたが、これが『補講男子』なんだなって一周回って最近気持ちよくなってきました(笑)。これからもみなさんと一緒に勉強を楽しんでいけたらと思います」と、イベントの感想と今後の意気込みなどを笑顔で語ってくれた。
ラストはWITHPER&咲良樹のスペシャルバージョンで、会場の受講生たちに「絶対、好きにさせてやる!」と呼びかけ。約二時間にわたって繰り広げられた『補講男子』初のイベントは、今後の展開へのさらなる期待感を高めつつ、大盛況のうちに終了となった。

【第1回まるつけイベント 〜起立、俺、着席〜】イベント終了後のキャストコメント

●今回のイベントはオーダーメイドスーツの専門店「TAILOR LINE」で仕立てられたというスーツ姿で出演されています。やはりオーダーメイドのスーツで臨むイベントいうと心構えとか変化するものなんでしょうか?

今井 我々ですが全衣装をオーダーして仕立てていただいています。ミリ単位で詰めていただいたスーツなので自然と姿勢もよくなりますし、こんなに自分のスタイルって格好良く見えるんだって立ち姿を映像で見て思いました。おかげで今回のイベントではいつも以上に自分の一挙手一投足がキャラクターに反映されている心持ちでいた感じがしています。

豊島 すごいスタイル良く作っていただきましたので、格好良く立ちたいなと思っていました。普段ダボッとした服を着ていることが多いんですが、そのときとは違って意識せず格好良く立てている感じはありましたね。

小林 スーツを着て動きに気を付けることで所作が綺麗に見えるところがありますよね。先生らしさがあっていいんじゃないかなって思いました。

堂島 登壇して横見たときにみんなスーツなのがメチャメチャ面白くて(笑)。本当に他のイベントで見たことがない景色があったので、そういう意味でいうといつもと違う雰囲気の中イベントをさせていただきました。

岩中 僕自身、服がすごく好きなので、仕立ててもらうときにすごくテンション上がりました。みんなキャラに合うとか合わないとか考えて意見を出し合って仕立ててまして、僕は学生服をモチーフにしています。でも崩して着るのが僕の好みだったので、そういうオーダーをさせていただいたんですが、いざ着てみたら「身体に合ってる、すげぇ」と思いつつ、ラフな学生らしさも出てて、イベントでは気合いが入るなと思いました。

●今回のイベントで一番楽しかったのはどの企画、どのやりとりだったのか教えてください?

今井 やはり岡本大先輩の映像を見ているときは我々ちょっと笑いが止まりませんでした。ああいうコメントのときに先輩がふざけてくれると後輩としてすごいやりやすくなりますし、しっかり盛り上げていただいてその波に乗らせていただけたので、あのコメントはすごく嬉しかったです。あと回答用紙を回収している間、持ってきてくれた皆さんが気まずそうにされていたのが印象的で。「こっち見てよ」って思いました。

豊島 やっぱり見回りをしているときは楽しかったです。けっこう回答用紙に書きこんでくれている人が多くて、ちゃんと参加してくれたのは嬉しかったです。

小林 僕は歓声収録が面白かったです。まさか皆さん勉強しにきたはずが声を出させられるとは。最初こそ恥ずかしがってましたけど、こちらの要望にもすごい応えてくれて。もうちょっとぐらいてこずるかと思ったんですが、完成形が楽しみです。

堂島 テストを回収して“まるつけ”をするって人生でここ以外ではやらないんだろうなっていうことでがあったんですけど、圧倒的な自由回答の回答率の高さにビビりました。そういうお客さま方に囲まれていることがとてもありがたいことだなと思います。ちゃんとガチで大喜利してきてる方が何名かいらっしゃってすごい面白かったです(笑)。全力でお客さまが前のめりでやってくださったのがすごく伝わってきたのが今日のイベントだったなと思ったので、それがすごくありがたかったです。

岩中 僕も見回りですかね。見回りで左から回っていったんですけど、真ん中の通路は通る予定がなかったんです。でも通りたいなってなって豊島君やスタッフさんと話し合って、皆さんの様子をうかがいながら見回りするのはすごい楽しかったです。目を合わせてくれたりくれなかったり、さまざまな反応を見せてくれたのはすごい面白かったです。

●これからも一緒に学んでいく受講生の皆さんにメッセージをお願いします。

今井 ここまで皆様と一緒に学んで、一緒に成長してというのはこのコンテンツならではの楽しみだななんて思っています。これから出る情報など期待しつつ日々を平和に過ごしていただければなと思っております(笑)

豊島 生放送の動画で出された問題で「これなんだっけ?」って疑問があったとしても、ちゃんとその後にWITHPERたちが補完してくれたりするんですよ。そんなコンテンツが今後も公開されていきますので、出るたびにどんどんまた一緒に賢くなってもらえたらなと思います。

小林 「学びの面白さを知ってもらいたい」っていう気持ちでいたんですが、バラエティーコーナーが強くなってしまっていたことで「これってどうなの?」って思うところもあったんです。でも今日のイベントでちゃんと学びの一環になっているっていう確証が得られて、自分の中のモチベーションになりました。この先ドラマであったり、歌であったり、いろいろあるんですけれど、みんなが頑張って勉強した果てのご褒美としてそれが存在するような立ち位置にいたいなと思うので、“勉キュン”の“勉”を僕は一番に推していきたいと思います。

堂島 普通にキャラクターのストーリーを背負ってイベントをさせていただいてるんですけど、主軸はやっぱ勉強にあると思うんです。そして勉強を主軸に置いてるコンテンツでこれだけ若い女性が会場まで足を運んでくれるのってメッチャすごいなと思ってて。正直勉強苦手な人とか、そこまで学びに触れ合う機会がない人ってメチャクチャ多いと思うんですけど、『補講男子』を通して興味をもっていただける機会になればいいと考えています。我々もできる限り頭と体を使って、一生懸命このコンテンツを広めていければなと思っています。

岩中 僕の役の立ち位置としてはやっぱり先生ではないので、この5人と違った視点で皆様と一緒にこのコンテンツに取り組んでいこうとは思っています。僕も昔は勉強が苦手だったんですが、このコンテンツを通して、勉強がちょっと面白いと思ってきている自分がいるんです。このコンテンツを通してぜひ皆さんも勉強の興味を持っていただけたならいいなって思います。