潜水艦も随伴してきているのでしょうか。

演習終了後にはグアムへ寄港

　アメリカ海軍は2024年8月10日、西太平洋でイタリア海軍と二国間演習を実施したと発表しました。

　この演習は前日の9日に行われたそうで、インド太平洋海域で実施した初の米伊共同演習とのこと。参加したのは両国の空母打撃群で、具体的には、アメリカ海軍の原子力空母「エイブラハム・リンカーン」、ミサイル駆逐艦「スプルーアンス」と「フランク・E・ピーターセン・ジュニア」、そしてイタリア海軍の空母「カヴール」とフリゲート「アルピーノ」だといいます。


インド太平洋地域で初めて行われた米伊共同演習の様子（画像：アメリカ海軍）。

　なお、このあと「カヴール」と「アルピーノ」の2隻はグアム島にあるアメリカ海軍アプラ基地へ寄港しています。

　在日イタリア大使館などによると、「カヴール」を中心としたイタリア空母打撃群は8月下旬に来日する予定で、日本に来る前にグアムに立ち寄ったそうなので、おそらく彼の地を出港した後、西太平洋を北上して日本へ来る模様です。

　また、それとは別に8月25日から30日までの日程で、イタリア海軍練習帆船「アメリゴ・ヴェスプッチ」号も東京国際クルーズターミナルに寄港する予定です。