バブリーキャラでおなじみの平野ノラさん。元汚部屋出身だった過去から一転、今はすっきりした部屋に夫と娘と暮らし、片づけ本を出すほどの片づけ達人に。そんなノラさんが、読者からの「捨てるか迷ったとき、どのように手放しているのか」という疑問にバブリーに回答! ノラさんが実際に取り組んでいる方法を紹介します。手放せないものを片づけるきっかけにしてみて。

バブ子のオモチャを手放してスッキリ

やっぴ〜! ひまわりがひたむきに咲く夏日和。みなさーん暑さで溶けてないですかー? ノラはトップレスで歩きたい衝動をなんとか抑えています。

【写真】手放したオモチャ40点!

そんななか、バブ子のオモチャの大片づけして寄付させていただきました。寄付する箱数に応じて、一箱一人分のワクチン募金も同時に行えるシステムで、部屋もスッキリ社会貢献もできてみーんなマンモスうれぴー!

捨てるか迷ったときのいい手放し方を知りたい!

ノラさんが捨てるのに悩んだものはありますか? また、それを手放す際に取り組んだ方法があれば教えてください。(ぺちちさん・32歳・東京都・夫と長女と3人暮らし)

あるゾ! あるゾ! 今でも悩みだらけですよ〜! とくにお洋服は悩みますね。昔より自分なりの捨てる基準ができているので、決断するスピードは速くはなりました。でもまだまだ処分するかしないか悩みます。

だけどそうやって自分と向き合いながら手放すお稽古をしています。片づけのプロでも迷わない悩まない人なんていないと思うゾ…だって人間だもの!

「手放す際に取り組んだ方法」を3ステップで紹介します。

1:どこまでも自分軸で考える

「使うのがもったいない」と、いつまでも使わずに取っておいているものを、今の自分の為に使ってみてください。たとえば来客用にしまってあるバカラのグラスや特別なコーヒーカップ、お出かけ用のワンピース、勝負下着! 他人にいつかじゃなく、自分に今使ってあげて「日々特別」にしましょう!

とりあえずこれでいいかという「とりあえず」を捨てて、主役を今の自分に。自分をもてなしてアップデートすることでほとんどが無くてもいいものになり、前向きに手放せるようになります。

2:徹底的に次なる嫁ぎ先を探す!

私が決定的に手放せるようになった理由は「次に使ってくれる人の存在」でした。

自分はもう使わないけれどゴミとして捨てるのがなかなかできない…。フリマアプリで売れるまで置いてあるものも同じで、仕分けはしたのにずっと不用品が家にある状態が続いていました。

でも欲しいと言ってくれる人が現れたときに惜しみなく手放せました。お金にならなくとも喜んでくれる人がいてものも再出発できる! それがうれしくてそれから徹底的に譲れる先を探しました。友人に欲しい人を紹介してもらったり、施設やNPO法人などに寄付したり。ときには有料だとしても、「今」必要としている人の元へものが再出発できる! いくつかの手放し先を見つけられたおかげで、ものをため込まなくなりました。

3:処分するときに「残すもの」にフォーカスする!

持ちものは、自分の人生のステージに残すものをオーデションするように「選び抜く」。部屋の中にあるものを、ひとつでも多く、自分にとっての「お気に入り」に変えていく視点が大切なんです! 自分の好きなものを「厳選している」感覚が、自己肯定感を高めてくれます。

「まぁ、とりあえずこれでいいか」から、「とりあえず」を無くしていくと、ものを簡単に買わなくなり、ゆくゆくは手放す作業も減っていきます。

自分で悩み考え、捨て方も含めて決断する。そのプロセスを学ぶことが、片づけ上手につながります。片づけを通して自分をアップデートしましょう!

今月のノラさん

最近はバブ子の習い事を色々と試し中。登りたガールのバブ子が初のボルダリング挑戦。お立ち台じゃないゾ〜!