ラグビーフランス代表のFBメルビン・ジャミネ(2023年9月8日撮影)。(c)Thomas SAMSON / AFP

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【AFP=時事】フランスラグビー連盟(FFR)は26日、動画で人種差別発言を行ったFBメルビン・ジャミネ(Melvyn Jaminet)に対し、34週間の出場停止処分を科したと発表した。

 FFRは声明で、「本日(26日)開かれた懲戒委員会の会合の結果、メルビン・ジャミネが『ラグビーの高い利益を損ねた』と判断した」と述べ、3万ユーロ(約500万円)の罰金処分も科したことも明らかにした。

 25歳のジャミネはフランス代表としてアルゼンチンに遠征中の今月6日、同国に勝利した試合の後、インスタグラムのストーリーで「約束する。道で会った最初のアラブ人に頭突きをしてやる」と発言している動画を投稿し、チームから追放された。この動画は、その後削除された。

 FFRはその翌日、ジャミネの発言は「全く受け入れられない」とし、同選手をチームから除外した中で、内部調査を行う意向を示していた。

【翻訳編集】AFPBB News

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