米プロバスケットボール(NBA)、ロサンゼルス・レイカーズの本拠地ステープルズ・センター(当時)で故コービー・ブライアント氏が使用していたロッカー(2024年7月26日撮影)。(c)CHARLY TRIBALLEAU / AFP

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【AFP=時事】米プロバスケットボール(NBA)で活躍した故コービー・ブライアント(Kobe Bryant)氏がロサンゼルス・レイカーズ(Los Angeles Lakers)の本拠地で使用したロッカーや、サッカー元アルゼンチン代表の故ディエゴ・マラドーナ(Diego Maradona)氏が1986年W杯(1986 World Cup)の準決勝で着用したユニホームなどが26日、貴重なスポーツ記念品オークションの一部としてニューヨークの競売大手サザビーズ(Sotheby's)で展示された。

 レイカーズの本拠地ステープルズ・センター(Staples Center、現クリプトドットコム・アリーナ<Crypto.com Arena>)で、ブライアント氏がキャリアの大半で使用していたロッカーは、オークションの目玉として8月2日まで出品される。

 最終的な落札価格は150万ドル(約2億3000万円)に達すると予想されていた中で、この日は70万ドル(約1億円)に上る入札があった。

 2020年のヘリコプター墜落事故により41歳で亡くなったブライアント氏は、現役時代に通算18度のオールスター選出を誇り、1996年から2016年までレイカーズ一筋のキャリアを過ごした。

 サザビーズによると、このロッカーは2018年にアリーナの改修が行われていた際、メンテナンス作業員が廃棄処分される物の中から確保したもので、その後米国人コレクターが入手したという。

 今回のオークションでは他に、NBAのアイコン的存在であるマイケル・ジョーダン(Michael Jordan)氏や元米大リーグ(MLB)のレジー・ジャクソン(Reggie Jackson)氏ら往年の名選手のほか、男子テニスのラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)やNBAのステフェン・カリー(Stephen Curry)など現役選手のアイテムも出品されている。

 ブライアント氏のロッカーをはじめ、マラドーナ氏のサイン入りユニホーム、そしてジョーダン氏が最後の試合で着用したショーツは、30日までニューヨークのサザビーズで一般公開されている。

【翻訳編集】AFPBB News

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