パラグアイ戦で1トップとしてフル出場した細谷。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

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 元日本代表DFの田中マルクス闘莉王氏が、自身のYouTubeチャンネルでU-23日本代表のFW細谷真大に奮起を促した。

 闘莉王氏は恒例の採点企画を実施。現地時間7月24日に行なわれたパリ五輪のグループステージ第1戦で、U-23パラグアイ代表に5−0で勝利した大岩ジャパンの選手をジャッジした。

「6点」を基準点にするなか、1トップでフル出場した細谷を「6点」と評価。及第点を与えたものの、そのパフォーマンスには不満もあるという。

「もうちょっと何か見たかった。積極的さ、貪欲さ。A代表も経験しているだけに、もう少しやってくれるのかなと思ったけど、なかなかそれが見られなかったのが細谷だったのかなと。次の試合に爆発してくれることを期待するけど、今回は匂いもしなかったので、普通の6点」
【動画】闘莉王がパラグアイ戦の大岩Jを採点!
 19分に三戸舜介が先制点を決めた場面では、身体を張ってシュートコースを作った。また、87分の藤尾翔太によるチーム5点目の際には、狙いすましたスルーパスでアシストした。それでも、さらなる強いインパクトを求める。

「あれだけじゃ足りないような感じ。もうA代表を経験しているだけに、もう少し欲しいのかな。1点目で身体を張ってブロックしたり、その後、スルーパスを出したりとか色々見たけど、やっぱり、これだけ得点があるなかで、得点が取れなかったとしてもシュートが何本か欲しかった。少し匂いがしなかった」

 次戦のマリ戦に向けては、「今回は楽に日本が試合を進めたので、少し細谷の力が無くても勝てたようになって。次は、さらに固くなった試合のなかでは細谷の爆発的なパワー、泥臭さがあるプレーを期待したい」と述べた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部