トルコで見つかった3500年前の石板。当時の人々はどんなことを文字として石板に刻んでいたのでしょう?  解読してわかった内容は、ちょっと意外なものでした。

↑意外なメモだった(画像提供/WONDER WORLD/YouTube)

 

トルコのハタイ県で見つかったという今回の石板。厚みは最大4.2cm、重さは28g。そんな石板に刻まれていた文字を専門家が解読したのです。

 

この文章は、古代メソポタミアで使われていたというアッカド語で書かれていたそう。解読してみると、テーブル、いす、スツールといった家具が列挙されていることが判明。現代の言葉で平たく言えば、この石板は買い物リストだったのです。

 

トルコでは2023年5月に3300年前の石板が見つかっており、これには四つの都市を襲った災害について書かれていたことがわかっています。それと比べると、今回の‟買い物リスト“は、なんとも庶民的な感じがするかもしれません。

 

現在、専門家がこの買い物リストについて、誰が購入したものか、誰に贈られたものなのか、といったことを解明するべく、研究を続けているそうです。

 

【主な参考記事】

The Sun. AS OLD AS TIME Experts painstakingly decipher ancient 3,500 year-old stone tablet - only to find a VERY common message written on it. July 24 2024