iPhoneやiPadにプリインストールされている地図アプリ「Appleマップ」のウェブ版が登場しました。ウェブ版Appleマップはパブリックベータバージョンとしてリリースされており、誰でもブラウザから利用可能となっています。

Apple Maps on the web launches in beta - Apple

https://www.apple.com/newsroom/2024/07/apple-maps-on-the-web-launches-in-beta/?1721847612



Apple Maps launches on the web in new public beta - 9to5Mac

https://9to5mac.com/2024/07/24/apple-maps-web-beta-now-available/

ウェブ版のAppleマップは以下からアクセス可能。記事作成時点でのAppleマップはパブリックベータバージョンとなっており、表示言語は英語にのみ対応しています。利用可能なブラウザはMacおよびiPadの場合はSafariとChrome、Windowsの場合はChromeおよびEdgeです。記事作成時点では利用可能な言語・ブラウザ・プラットフォームは限られていますが、これらは今後拡張される予定となっています。

Apple Maps

https://beta.maps.apple.com/



Appleはウェブ版のAppleマップリリースに際して、「ユーザーは車や徒歩でのルート案内を取得したり、写真・営業時間・評価・レビューなどの素晴らしい場所や役立つ情報を検索したり、地図のプレイスカードから直接食べ物を注文したり、厳選されたガイドを閲覧して世界中の都市で食事・買い物・探索できる場所を見つけたりできるようになりました。今後数カ月以内にLook Aroundなどの追加機能が利用可能になる予定です」と言及しています。

Appleによると、MapKit JSなどを利用している開発者は、ウェブ版のAppleマップにリンクすることができるようになっているとのことです。

なお、記事作成時点ではApple IDにログインしてもiPhoneやiPadで保存した場所やカスタムガイドにアクセスすることはできません。