松下奈緒、セレブ妻たちの“ギラドロ”バトルを目力で圧倒「このドラマはまばたきをしたら負け」『スカイキャッスル』
松下奈緒が主演を務める木曜ドラマ『スカイキャッスル』(テレビ朝日系 7月25日スタート 毎週木曜 午後9時〜9時54分 ※初回は拡大SP)の制作発表記者会見が、7月22日(月)に開催。松下をはじめ、木村文乃、比嘉愛未、高橋メアリージュン、小雪が登壇した。
世にも優雅な佇まいとは裏腹に燃えたぎる野心、猛烈な見栄とプライド、そして誰にも言えない秘密を抱えた、美しきセレブ妻たちのドロ沼マウントバトルを描く『スカイキャッスル』。
セレブ妻役を松下奈緒、木村文乃、比嘉愛未、高橋メアリージュン、受験コーディネーター役を小雪、出世バトルで欲を丸出しにする夫役を田辺誠一、大谷亮平、鈴木浩介、本多力が演じ、謎多き事故を皮切りに、スリリングな急展開が次々と押し寄せる予測不能なギラギラ、ドロドロのサスペンスミステリーを展開する。
そんな本作の制作発表記者会見が7月22日(月)に開催され、松下、木村、比嘉、高橋、小雪が登壇。現在クランクインして約2か月といい、現場の雰囲気を問われると、松下は「バチバチですよ」とニヤリ。しかし、すぐに「というのは冗談で(笑)、現場は笑顔が絶えず、みんなそれぞれに楽しい雰囲気でやれているんじゃないかなと。これだけの女優さんが集まってご一緒できる機会というのはなかなかないですし、ケラケラと笑いながら毎日楽しく撮影しています」とちゃめっけたっぷりに語った。
本作ではセレブ妻による壮絶なマウントバトルが描かれるが、中でも強烈なせりふが多いという紗英役の松下は「普段の会話では聞き慣れない言葉がせりふとして書かれているのですが、どれもすごいパワーワードなんですよね。紗英は欲望をダイレクトに表現するので…。最近はもうそれを発することが気持ち良くなってきています(笑)」とにっこり。
対して、セレブたちの中でも庶民的な一面を持つ妻・泉役を演じる木村は「私は子供たちとのシーンが多いのですが、大人たちと話すときとは向き合い方や言葉のかけ方、感情のぶつけ方が全然変わってくるので、そこは結構メリハリが大変ですね。でもわりとマイルドな方ではあると思います」と。
そんな木村に松下は「怖いのよ、泉さん。どんどん怖くなってくる」と訴えるが、高橋から「やっぱり紗英さんが(一番)怖いですよ。圧がすごいんですよね、特に目力が」という意見が。これに比嘉も「まばたきしないですもんね、2人とも」と同意すると、松下は「このドラマはまばたきをしたら負けだと思ってやっています」と。木村も「まばたきしない戦いが始まっています」と力強く語った。
一方、セレブ妻たちがその存在を取り合う受験コーディネーター・九条役を演じる小雪も、「ほとんどのせりふは私生活で使うことはございません(笑)。というぐらい、 私のせりふも強いんです。それくらいこの脚本には力があって、言葉選び一つとっても面白いんじゃないかなと思います。小説で書かれるような言葉がそのまませりふになっていて、一番相手が傷つくといいますか、心に響くような言葉が選び取られているんです」とそのせりふのパワーを称賛した。
続いて、「泥沼マウントバトル」が展開することにちなんで“最近沼っていること”を問われると、比嘉がいち早く手を挙げ「スンドゥブ」と回答。具材などは何でも構わないそうで、「スンドゥブであればいいんです。というか、スンドゥブっていう響きがすごく好きなんです!」と熱弁し、なんと観客と共に「スンドゥブ」コールを行うユニークな光景も。
さらに「共演陣にこれだけは負けたくないというものは?」という質問には、木村が「ダイビングで潜った本数」と。現在、ダイビングを始めて5〜6年で256本潜っているそうで、「どうにかして今年中に300本達成したくて。皆さんがこれからダイビングを始めても抜かされないよう、このまま頭1個抜けて走り続けていこうと思います!」と意気込んだ。
休憩を挟み、イベントはフリップトークのコーナーへ。「共演者の秘密」というテーマでは食べ物の話題が連発し、松下は「お肉美味しかったネ」と松下がMCを務める『朝だ!生です旅サラダ』に木村が出演した際の前夜に2人で焼き肉を楽しんだことを告白。「文乃さんのインスタなどを拝見するとヘルシーなご飯が並んでいるのですが…食べるんです、お肉を!(笑)気持ちのいい食べっぷりでうれしくなりまして」と笑みを浮かべた。
続いて、高橋は「シュッとしてるけど、朝から食欲がある 」と比嘉の秘密を紹介。「朝早く現場に入った日に比嘉さんが近くにいらして、メーク用の椅子に座るやいなや『今日、おにぎりなんだった?』とメークさんに聞いて、食べられているのが何日か続いたんです(笑)。でも、そうやって早朝からきちんと食べているのにシュっとされていて…体形維持の秘密を教えてください!」と伝える高橋に、比嘉は照れ笑いしつつ「運動はたくさんします。お酒も大好きなので、楽しんだ分はしっかり動いて発散しています」と美の秘訣を明かした。
最後は、韓国の原作にオリジナル要素を加えた日本版である本作の見どころについて、「先程、取材会の際に韓国の『SKYキャッスル』のプロデューサーのパクさん、監督のチョさんとお話できる素晴らしい機会を頂いたのですが、お二方が“今までリメイクされた作品をいろいろ見てきたけど、これが一番面白い”と、言ってくださったんです。もうその言葉です」と松下。
続けて「もちろん私自身面白いと思ってやっていますが、韓国と日本というのは近いけれどもいろいろな文化の違いなどがあって、そんな中で生みの親の皆さんがそうやって言ってくださったということは、日本の皆さんにも面白いと思っていただけるんじゃないかなという自信になりました。今はその言葉を信じて、25日から皆さまに楽しみにしていただきたいなという気持ちでいっぱいです」とアピールした。
番組情報
木曜ドラマ『スカイキャッスル』
テレビ朝日系
2024年7月25日(木)スタート
毎週木曜 午後9時〜9時54分
※初回は午後9時〜10時の拡大スペシャル
番組公式HP:https://www.tv-asahi.co.jp/skycastle/