女優の仲里依紗が、7月20日に自身のYouTubeチャンネルを更新し、米国・カリフォルニア州を中心にまわった旅行の様子を報告した。

 仲は動画冒頭からカリフォルニア州にあるディズニーランドについて「入場チケットが恐ろしい値段」と明かし「行けなかったんです」と嘆いた。

 入場料が一人約170ドル、日本円で2万円を超えていたという。

「ほんとごめんけど、キツい」「平日でだよ」と不満を漏らしつつ、視聴者に対して、ディズニーランドの外にあるお土産店でグッズを“爆買い”したと報告した。

 この嘆きはすぐさま報じられたが、Yahoo!ニュース記事のコメント欄にはツッコミが殺到している。

《チケットの値段や為替なんて行く前からわかってたはず》

《現地まで行くのに円安と原油高で燃料サーチャージが高騰してるなか行ってるので、2万円がどうとかは無い》

ディズニーどころか、この時期に欧米に行けば日常的な食事だってすべてそうなっていると思うけど》

 ネットからの矛盾の指摘どおり、歴史的な円安に見舞われている日本から、米国に旅行に行くとなると、ディズニーランド入場料だけでなく、飛行機代、ホテル代、食事代などがそれなりの値段がするのは当たり前だ。

「実際に現在の円安の状況で、ANAやJALの直行便でロザンゼルスへ行こうとしたら、往復航空運賃は一人あたり30万円前後が相場になっています」(経済担当記者)

 動画では約50ドル(約8000円)の服をはじめ、抱きまくら、タンブラーなど10点以上を紹介したが、これらもそれなりの値段になるはず。

 実際に仲自身も「大量に爆買いしちゃって結局、パーク入れたんじゃね」と、セルフツッコミを入れていたが……。

 スポーツ紙記者はこう語る。

「仲さんは、これ以前のYouTube動画で自身の体重が53キロであると明かしました。必要以上に“痩せ”を追求しない“普通の女性”というアピールには高評価が集まっていたんです。

 その庶民派アピールをもう一度しようと思ったのかもしれません。共感の得やすそうなディズニーチケット入場料を題材にしていたことが、逆に違和感へと繋がってしまいましたね」

 ふだんの感覚のズレは意外と気づきにくいものだ。