新4K放送のための「BS帯域再編」は今秋開始。窓口設置へ
放送サービス高度化推進協会(A-PAB)は、2024年10月から11月にかけて実施予定のBS帯域再編を前に、再編で予想される影響に関する問い合わせ窓口を設置。ホームページで案内を始めた。
BS帯域再編によって、BS放送が視聴できなくなったり、録画予約の失敗、また一部ケーブルテレビの受信端末(STB等)に影響する可能性が想定されている。コールセンターでは、BSの受信や視聴、BS受信機、BS録画機器等に関する相談に対応する。
再編の実施日や対象チャンネルは以下の通り。
チャンネル名称チャンネル番号
物理チャンネル 実施日 放送を休止するチャンネル BSアニマックス
ch 236
BS 13ch
BS釣りビジョン
ch 251
BS 11ch 2024年10月9日(水)早朝
00:10 ~ 05:00
(10月8日(火)の深夜) WOWOWプライム
BSアニマックス
BS釣りビジョン
(00:10~05:00) 放送大学
ch 231・ch 232
BS 11ch 2024年11月11日(月)早朝
00:20 ~ 06:00
(11月10日(日)の深夜) BS日テレ
BSフジ
(00:20~05:00)
放送大学
(00:20~06:00)
なお、今回のBS帯域再編は、BS右旋帯域に新しい4K放送が開始されることに伴うもの。昨年11月、総務省はSCサテライトの「ショップチャンネル4K」、OCOの「OCO TV」、QVCサテライトの「4K QVC」の3者を4K放送業務を行なう事業者として認定するのが適当と判断。
QVCはホームページで、「BS4K右旋は、BSハイビジョン放送と同じ電波・周波数帯域を使うため、BS4Kチューナー内蔵テレビ、またはチューナー対応機器を設置することで、BSアンテナや配線等を交換せずに視聴可能です。2025年春頃より、多くのお客さまが超高精細の4K画質にてQVCをお楽しみいただけるようになります」と案内している。