「似合わない」と卑下しない!メイク男子が語る“オシャレは自由”に共感集まる「前向きになる」<顔に泥を塗る>
SNSで大きな反響を呼んだヨシカズ原作の人気コミックを、郄橋ひかる主演でドラマ化した『顔に泥を塗る』。
7月13日(土)に放送された第1話では、主人公の柚原美紅(郄橋ひかる)が“メイク男子”高倉イヴ(木村慧人)からオシャレのアドバイスを受けた。他人の目を気にする美紅を勇気づけるイヴの言葉が、視聴者にも共感を呼んでいる。
◆“似合う”より“好き”が大事
美紅は自尊心が低めで、いつも周りに気を遣ってしまう性格の女性。メイクも、これまで彼氏である結城悠久=通称・ハル(西垣匠)の好みに合わせ続けてきた。
ある日美紅は、職場のデパートで客に絡まれていたところを、派手な赤い口紅が似合うロングヘアの美女に助けられる。
しかしその正体は、メイクをすることで“その日のなりたい自分”になる大学生のイヴ。メイクに合わせて時にレディースファッションに身を包む彼に、美紅はメイクを教えてもらうことになった。
イヴは複数の口紅を用意し、「この中だったら、お姉さんはどの色が好き?」と質問。しかし美紅は、「私薄い色しか似合わないから…」とためらった。
するとイヴは、「似合う色じゃなくて、好きな色!直感で」と美紅を後押しした。美紅は濃い赤の口紅に手を伸ばすが、前にハルから「中学生が頑張って厚化粧したみたい」といわれたことを思い出してしまう…。
他人からの見え方を気にする美紅に、イヴは「だからこそ、まずは自分が好きなメイクを。その上で相手も好きになれるメイクを見つけられたら嬉しくない?」と語る。さらに「リップだって、同じ色でも塗り方や質感で印象が変わるし」と助言した。
やり方を変えればハルに今度こそ褒められるかもしれないと思った美紅は、勇気を出していつもと違うメイクにチャレンジしようと決意する。
◆「オシャレって、自由で楽しいものなんだから」
結局ハルには、新しいメイクも不評だった美紅。するとイヴは、美紅をフリーマーケットに誘った。
そこでイヴがピンクのエクステを見つけると、「ねえ、エクステとかどう?付け外しできるから、お休みの日だけとか楽しめるよ」と美紅に提案する。
美紅は「私のキャラじゃないし…服にも髪にも全然似合わない」と戸惑ったが、イヴは「そんなことないよ。オシャレって、自由で楽しいものなんだから。キャラじゃないとか、似合わないとか、そういう言葉で卑下して自分を縛らないで」と語る。さらに「僕は美紅さんって魅力的な人だと思うよ。だから、もっと自分を楽しんでいいと思う」と優しく励ました。
このイヴの言葉の数々に、ネット上では「すごく響く」「自分の人生を自由に生きたいって思った」「セリフが素敵。前向きになる」と反響が相次いだ。