盒兇劼る主演『顔に泥を塗る』放送スタート!木村慧人の女装に「本当に美しくて…」と太鼓判
本日7月13日(土)、郄橋ひかる主演のドラマ『顔に泥を塗る』がスタートする。
SNSで大きな反響を呼んだヨシカズによる人気コミック『顔に泥を塗る』(ゼノンコミックス/コアミックス)が原作の同ドラマ。
運命的に出会ったメイク男子・高倉イヴ(木村慧人)に施してもらったメイクをきっかけに前に踏み出しはじめた主人公・柚原美紅(郄橋ひかる)が、モラハラ男へと変貌した彼氏・結城悠久=ハル(西垣匠)に立ち向かい、メイクの力で人生を変えていく。そんな“人生逆転ラブストーリー”だ。
初回放送を前に、主演の郄橋をはじめ、木村、西垣、そして謎多きエリート弁護士・鬼武柊真役の高野洸ら主要キャストが集結。作品への思いや撮影秘話などをたっぷり語った。
◆西垣匠のパキパキの“目”に全員が恐怖!?
同世代の4人が揃った取材会は、和気あいあいとした空気でスタート。
しかし郄橋から、「皆おしゃべりな人たちではないので、メイクルームでは誰もしゃべらないんですよ」と意外な一面が明かされる。
ただし、実はこれこそが仲の良い証で、「いい感じの距離感で、しゃべる時はすごくしゃべるし、黙るときは黙るみたいにメリハリが効いている。無理しなくていい空気感がとても良いんです」と郄橋が語るように、すでに肩ひじ張らずに一緒に過ごせる仲となっている様子だ。
その一方で、物語はメイクをきっかけに変わっていく郄橋演じる美紅が、西垣演じるハルのモラハラに翻弄されるという緊張感が漂う本作。
第1話では早くも“クレンジングオイルをぶっかける”シーンが登場するという話になると、郄橋は「(怖いのは)そのシーンだけじゃないんです。西垣さんの爽やかなルックスからは想像がつかない“目”のキマり方で! 目がパキパキで監督や私たち一部には“パキパキ垣”って呼ばれているんです(笑)」と話し、その恐ろしいほどの存在感に当初は「好きになれなかったですね!」と本音をポロリ。
それを聞いた西垣は「心が痛くて仕方なかったです。ごめんね、ひかるちゃんと思っていました」と弁解するが、すかさず郄橋は「嘘!楽しみだって言ってたのに(笑)」と暴露。
さらに木村も西垣と対峙したシーンで「いつ瞬きするんだろうと思うくらい目を開かれていて、怖かったです」と語り、共演者たちを怖がらせている様子だった。
◆「可愛いですね(笑)」木村慧人、女装姿を自画自賛
自尊心が低く、周りに気を遣ってしまう美紅が、“その日のなりたい自分”に合わせてメイクや洋服を自由に楽しむイヴと出会ったことをきっかけ前に踏み出していく本作。
イヴを演じる木村は女装にも挑戦し、その姿は第1話で解禁される。
ビジュアル撮影の際に初めて木村の女装姿を見た郄橋は「くぅ〜、負けた!」と感じたそうで、「本当に美しくて、いち早く見ていただきたいですね」と太鼓判。
また、高野は本作で共演する以前に木村に会ったことがあるそうだが、女装姿の木村を前に「(その時の印象を)一瞬で忘れて、『初めまして』って感じでいってしまいました(笑)」と、ガラリと印象を変えた姿に圧倒された様子。
一方、西垣はまだ女装は見ていないそうで、「どのくらい可愛くなっているんだろうと、視聴者としてすごく楽しみにしています!」と期待。そんな一同から絶賛させた木村本人も「可愛いです(笑)」と自画自賛しつつ、「お母さんに似ていますね」と明かす。
実は、これまでも所属するFANTASTICSのライブなどで“けいこちゃん”というキャラクターで女装姿を披露してきた木村だが、本作の女装姿をグループのメンバーに見せたところ「キレイ!(けいこちゃんとは)別人だね。プロのメイク技術があるだけで、こんなに変わるんだ!」と大絶賛されたそう。
そんな木村の女装姿も手掛け、本作のメイク監修を務めるのは、ジェンダーレスモデルで国際メイクアップアーティスト検定1級を持つ井手上漠。今回の取材会にも駆けつけた。
和やかな空気のなか終始笑いが絶えない取材会では、郄橋をはじめキャスト陣の仲の良さが伝わり、この4人が織りなす物語にますます期待が高まる。
郄橋が最後に、「人生がもっと楽しくなったり、日々を彩る何かと出会ってこの作品が届くことを信じています」と熱い思いを乗せる『顔に泥を塗る』。本日7月13日(土)より放送スタートする。