Photo: 小原啓樹

高級外食のイメージだった鉄板焼を、カセットこんろで手軽に楽しめる!

本格的な夏の到来を前に、ギズモード編集長代理・金本太郎は悩んでいました。日々ハードな業務をこなす編集部員たちをねぎらいつつ、猛暑を乗り切るスタミナをつけてもらう良い方法はないものか、と。

スタミナといえば肉。せっかくなら、分厚いステーキを盛大に振る舞って日頃の感謝を伝えたい。そうだ。みんなを誘って鉄板焼ランチ会を開催するのはどうだろう……。

Photo: 小原啓樹

そう考えた金本さんが見つけたのが、イワタニの「カセットガスホットプレート❝焼き上手さん❞」専用の別売プレート「HOME CHEF PLATE(ホームシェフプレート)」。

プロの調理器具にも使われる、ステンレスでアルミを挟んだ特殊素材「アルミクラッド三層鋼」で作られていて、専用品ではありますが、カセットこんろで本格的な鉄板焼を楽しめる便利アイテムです。

料理の腕前は人並み程度という金本さん。この「ホームシェフプレート」を使うことで、はたしてオフィス鉄板焼ランチを成功させることはできたのでしょうか。 その一部始終を追いかけてみました。

均熱性に優れた5mm厚プレートをスタンバイ

レシピの確認や調理中のカッコいいヘラさばきの練習といった、鉄板焼の予習はバッチリ。カセットこんろとはいえ火気を使うことから、レンタルキッチンを借りての入念な準備のもと、鉄板焼ランチ当日を迎えた金本さん。お昼の時間を見計らうと、さっそくこんろに点火してプレートを熱しはじめました。

Photo: 小原啓樹

鉄板焼で大事なのは、なんといっても熱伝導性。プレートの中心部だけでなく端まで均一な高温になる均熱性が特に重要なのですが、ホームシェフプレートはこれを見事にクリア。5mm厚のプレートが十分に熱を蓄えることもあって、鉄板料理の出来栄えを左右する「熱伝導性」「均熱性」「蓄熱性」のすべてを満たしています。

持ち前の目利き力で、こうした熱伝導の特性を調査済みだった金本さんは、プレートに手をかざして熱を確かめながら想定通りのパワーに思わずニヤリ。

ちなみに、プレートへ水滴を落としてみたときに、表面で小さな球のように弾けてコロコロ転がるくらいが、鉄板焼に最適な温度の目安です。

Photo: 小原啓樹

プレートが温まったら油を引いて、お待ちかねのお肉投入タイム! 幅465mm、奥行き328mmのホームシェフプレートが、厚切りのステーキ肉をしっかりと受け止めます。

プレート上でヘラやナイフを使ったライブ調理が醍醐味

Photo: 小原啓樹

肉の焼ける香りに誘われたのか、腹ペコの編集部員たちが一人、また一人と金本さんのもとへ集まってきました。厚切り肉が焼きあがるのを待つ間に、落ち着いて会話を楽しむ時間がとれるのも、肉の焼き加減が気になってせわしない焼肉の席にはない、鉄板焼パーティーならではの魅力です。

Photo: 小原啓樹

ここで、本日二度目となるアルミクラッド三層鋼の見せ場が到来。表面がステンレスなので、金属のナイフやヘラをガシガシ使っても加工が剥がれる心配がなく、プレートの上で安心してお肉を切り分けられるのです。

ナイフを入れると、外側はカリっとするくらいにしっかりした焼き色、そして内側はミディアムレアくらいの絶妙な火の入り方。まさにこれぞ鉄板焼のステーキです!

まさか仕事中に本格的な鉄板焼ステーキを食べられるとは思っていなかった編集部員たちは、目を丸くしながら金本さんの腕前を大絶賛。

Photo: 小原啓樹

そんな称賛の声に「いや、私の腕というより、ホームシェフプレートのアルミクラッド三層鋼の均熱性によるところが大きくてですね…」と、どこからともなく入手していたサーモグラフィー画像を見せながら説明するところは、さすが数々のガジェットを研究してきた金本さん。調理器具に対しても、とにかく研究熱心なのでした。

鉄製で試作した時期もあったHOME CHEF PLATEの開発秘話

Photo: 小原啓樹

ところで、研究熱心なあまり、金本さんはメーカーから試作品のプレートを借りて、開発の裏話まで聞き出していました。サーモグラフィーのために黒く塗装された表面がいかにもプロトタイプといった趣ですね。

「イワタニでは当初、鉄製のプレートを試作していたそうなのですが、重量や温度ムラ、温度変化による歪みの問題に悩まされていて、最終的に金物の街・新潟県燕三条の業務用・家庭用の調理器具メーカーである(株)フジノスが成形・加工したアルミクラッド三層鋼プレートに落ち着いたんですって」と、自分でも焼きあがった肉をモグモグと頬張りながら、開発エピソードの一部を披露。

なお、ここにある鉄製の試作品は5kgを超えるほどズッシリと重く、製品版はその半分程度に軽量化されたということです。

プレートの汚れは水で浮かせて落とす

そんなホームシェフプレートの開発秘話を聞いているうちに、編集部員たちは肉と野菜を完食。「汚れたプレートの後始末が大変そうですね」と気遣う一同に、実はプレート掃除にはちょっとしたコツがあると話す金本さん。

いわく、「もしかすると焼肉用のホットプレートよりもお手入れが簡単かもしれません」とのこと。そう言いながらまだ熱いプレートへおもむろにお湯をかけると、ヘラで汚れを集めていきます。

Photo: 小原啓樹

「こうすると、汚れが簡単に浮き上がって、キッチンペーパーなどでさっと拭き取ることができるんです。このキレイになったプレートで、もう一品つくっちゃいましょうか」

ステーキからガーリックライスへの王道コースを再現できる

ここでまさかのワン・モア・シング。再度加熱したプレートでガーリックチップを炒め始めた金本さんは、どうやらサプライズでもう一品作るようです。

Photo: 小原啓樹

「やはりシメはご飯ものでしょう。ということで、余ったお肉も入れてガーリックライスを作ってみようかと。プレートが傷つくことをあまり気にせずに大胆に調理できるホームシェフプレートは、炒め物にももってこいです。おっ、そんなことを話しているうちにできあがりましたね。さあどうぞ!」

Photo: 小原啓樹

まさしく高級鉄板焼店の王道コースである、ステーキからのガーリックライスという一連の流れを再現した、今回の鉄板焼ランチ会。

参加した編集部員たちは、「カセットこんろを甘く見ていたけれど、あまりにも本格的な鉄板焼が楽しめることに驚いた」「厚切りのステーキ肉なんて自宅ではおいしく焼けないと思っていたのでビックリ!」といった感想を口々に話しながら、それぞれの取材先や仕事場へと、元気いっぱいで戻っていきました。

シーズニング不要でお手入れが簡単

Photo: 小原啓樹

そんな彼らの背中を見送りながら、ホームシェフプレートを洗う金本さん。鉄製のプレートとは違って、一般的なキッチン洗剤でそのまま洗うことができ、シーズニングや使用後の油塗りも不要。普段使っている調理器具や食器と一緒に洗えてメンテナンスフリーなのは、大きなメリットです。

Photo: 小原啓樹

編集部員たちとの鉄板焼ランチを無事に成功させ、ホッと一息ついた金本さんは、「自宅にもホームシェフプレートが一枚あれば、家族サービスにも活躍してくれそうだな」と購入を検討しはじめた模様。

一般販売はまだしばらく先、2024年10月以降の予定なのですが、Makuakeでの先行販売が7月11日よりスタートしています。一般販売予定価格は4万4000円で、Makuakeでは超超早割の20%OFF、10%OFF、5%OFFの販売メニューが用意されています。

また、カセットガスホットプレート❝焼き上手さん❞との同時購入は総額5万8100円のところ、数量限定ながら4万5500円で購入できるセット販売もあり。

ステーキや炒め物、お好み焼きといった鉄板料理はもちろん、プレートに深さを持たせていることで、すき焼きなどの汁気のある料理にも使える、カセットガスホットプレート❝焼き上手さん❞専用ホームシェフプレート。ご家庭での料理の幅がグンと広がること請け合いですよ。

Source: 岩谷産業株式会社