三浦涼介迫真の“芹沢鴨の最期”再び!池田屋事件後の新規シーンもチラ見せの『君とゆきて咲く』特別版
手塚治虫の隠れた名作を初映像化したシン・時代劇ドラマ『君とゆきて咲く〜新選組青春録〜』。
7月10日(水)は、激動の第1部を振り返る「新章開幕スペシャル “あの日々をもう一度”」が放送された。
特別版では近藤勇役の高野洸がナレーションを務め、池田屋事件までの出来事を振り返ったほか、第2部からのオープニングとエンディングや本編の新規映像の一部も公開となった。
◆何度見ても心に響く芹沢の最期
『君とゆきて咲く』は、父の仇を討つため壬生浪士組に志願した深草丘十郎(奥智哉)が、剣の腕はピカイチだが出自不明の青年・鎌切大作(前田拳太郎)と運命の出会いを果たすところから始まる物語だ。
今回の特別版では、2人が壬生浪士組に入隊するところから、池田屋事件までの名シーンが紹介された。
稽古や川遊びなど壬生浪士組隊士たちの微笑ましい束の間の青春も振り返り、波乱の展開続きだった第1部ラストまでを視聴していると、彼らの平和なシーンはいっそう尊く感じてしまう…。
一方、後半に向けたシリアス展開での名場面も盛りだくさんだ。
とくに壬生浪士組にとってターニングポイントとなる、頭取・芹沢鴨(三浦涼介)の粛清シーンは、何度見ても息をのむ緊迫感。「やるかぁ…土方」とどこか辛そうにしつつも、「地獄で待ってるぜ…お前ら!」と最期まで土方歳三(阪本奨悟)たちに立ちはだかる芹沢の姿は印象的である。
◆第2部のシーンを先取り!
さらに後半では、第2部のシーンの一部も公開。
第1部のラストでは池田屋事件のなかで丘十郎が、父親の仇である庄内玄悟(上野凱)を討った。しかし庄内は、じつは長州の間者である大作の親友であり、丘十郎が意図せず大作の親友の仇となるところで物語が幕を閉じていた。
最新のシーンでは、大作が長州側を率いる桂小五郎(荒牧慶彦)から、「同志の仇が討ちたいだろ?」と問われる場面が。さらに新選組のなかでは、庄内が最期に遺した“裏切り者”というワードから、再び間者探しが始まる…。