BetaNewsは7月8日(米国時間)、「Microsoft finally adds spellchecking and autocorrect to Windows Notepad」において、MicrosoftがWindows 11のメモ帳にスペルチェックおよび自動修正機能を追加したと報じた。この機能は4カ前からCanaryチャネルおよびDevチャネルでテストされており、一般ユーザーに提供されるのかどうかが注目されていた(参考:「Windows 11のメモ帳でスペルチェックと自動修正が利用可能に | TECH+(テックプラス)」)。

Microsoft finally adds spellchecking and autocorrect to Windows Notepad

○メモ帳に新たなスペルチェックと自動修正機能、使いやすさ向上

メモ帳は長期にわたってWindowsにデフォルトで提供されているテキストエディターで、最近Microsoftがより高機能なWordPadを廃止する決定を下したことでその存在感が増している。

メモ帳はこれまで長い期間ほとんど更新されていなかったが、Microsoftはここにきて開発に力を入れている。最近のアップデートでは今回導入された機能の他にも単語数カウントの導入やテキストの自動保存、タブ、AIサポートなどが追加されている。

今回新たに追加されたスペルチェック機能は自動で有効化されており、スペルが間違っている単語に赤い下線が付く仕様になっている。メモ帳を開き、右上の設定アイコンをクリックするとスペルチェックおよび自動修正のオプションを確認することができる。

Windows 11のメモ帳に追加されたスペルチェックおよび自動修正

メモ帳はシンプルなテキストエディターを基本としているが、最近のアップデートにより高機能なツールへと変わりつつある。今後メモ帳にどのような機能が追加されていくかが注目される。