趣里が朝ドラ「ブギウギ」後初のCM出演、監督も思わず「かわいい！」と絶賛

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女優の趣里（33歳）が、日本郵政の新CMシリーズに起用され、7月13日より「3色の鳥・登場篇」の放映を開始する。趣里のCM出演は、ヒロインを演じた連続テレビ小説「ブギウギ」（NHK）の出演後初めて。

「手のひらの郵便局はじまる。」というナレーションとともにスタートする新CM「3色の鳥・登場篇」では、3色の鳥“チッチチ”が、街角の郵便局や、日常のさまざまな時間、場所で郵便局を利用する人々のもとに出現。宅配ボックスに届ける配達員やゆうちょ銀行ATMの利用者、かんぽ生命の窓口相談といったグループ3事業のシーンもまじえつつ、趣里扮する鳥のリズミカルな歌声（ナレーション）に乗せて、進化した郵便局の商品・サービスがいつでもどこでも簡単・便利に使えることを紹介していく。

趣里の出演シーンの撮影およびナレーション収録は5月下旬、都内スタジオで行われた。趣里は日本郵政のコーポレートカラーの赤を基調とした長袖のトップスに、同系色のノースリーブのワンピースを合わせた衣装で登場。穏やかな自然光が差し込む部屋の中央へ向かうと、「よろしくお願いします！」と元気に挨拶して、カメラ前にスタンバイした。

小道具のマイクスタンドとヘッドホン、そして目の前で見守る大勢のスタッフに視線を向けた趣里は、「公開レコーディングって感じですね（笑）」とにっこり。本番直前、「よっしゃあー！」と大きな声を出して気合いを入れると、音楽に合わせて体全体でリズムを取りながら、ノリノリで撮影に臨んだ。

音楽に乗って首を振る鳥と趣里の仕草がシンクロするカットで、趣里は肩を動かさず、首だけを左右に素早く動かす鳥っぽい（？）アクションを披露。あまりにもチャーミングな姿に、監督も思わず「かわいい！」と絶賛の声を上げ、すかさず一発OKを出した。また、開いた手から舞い上がる赤い羽は最終的にCGで編集・合成するため、目線や表情だけで羽の動きを表現することが求められた趣里。OKテイクは現場のあちこちから「羽が見えた！」「飛んだ！」という声が聞こえてくるほどの素晴らしい出来栄えで、拍手で称えるスタッフに、趣里も「ありがとうございます！」と満面の笑みで応えていた。