ジャガーはマジョルカでも暴れるか photo/Getty Images

写真拡大

ドイツ人にも人気の高いリゾート地として知られるマジョルカ島。地元ドイツ語紙の『Mallorca Zeitung』は、マジョルカへの電撃加入が発表された浅野拓磨を紹介し、以前話題となったインタビュー動画を添えた。

同紙はまず、浅野の経歴を詳しく紹介。あだ名は『ジャガー』であることにも触れた。そして、「浅野はドイツのサッカーファンの間では次の2つの出来事でよく知られている。ひとつは彼が2022年カタールW杯初戦でドイツ代表を相手に挙げた決勝点。そしてもうひとつは、同年、W杯前のシーズン中に受けた試合後のTVインタビューだ」とした。

この動画は、レポーターに『ハンジ・フリックを知っていますか?』と聞かれた浅野が、満面の笑みを浮かべ、礼儀正しく『ハンジ・フリック……何ですかそれ?』とドイツ語で聞き返したもの。このやり取りはお茶の間の笑いを誘い、話題になった。ちなみに、そのハンジ・フリック監督が今季から指揮を執るバルセロナとのラ・リーガでの対戦は、2025年1月初旬の予定だ。

元日本代表監督のハビエル・アギーレ氏の後任で、昨季までオサスナを率いていたハゴバ・アラサテ新監督の下での新たなスタート。大久保嘉人、家長昭博、久保建英に次ぐ4人目の日本人選手として我らが『ジャガー』はマジョルカで輝けるか。クラブには地元出身で、ドルトムントに所属していたマテウ・モレイも新加入し、ここ数日は元ドイツ代表DFマッツ・フンメルス(ドルトムント)の獲得もうわさされる。マジョルカは8月18日、開幕戦でレアル・マドリードと対戦する。