それでも期待せずにはいられない? W杯、EUROでのC・ロナウドフリーキック成功率が“1.7%”しかない事実
ポルトガル代表のフリーキッカーは、今もFWクリスティアーノ・ロナウドで固定されている。ゴールを狙える距離であれば、選択肢はロナウドしかない。今回のEURO2024でもロナウドはフリーキックからゴールを狙い続けている。
ただ、成功率はあまり高くない。これまでロナウドはEURO、ワールドカップと合わせて11回出場しており、合計60本のフリーキックを蹴っている。そのうち決まったのは、2018年W杯のスペイン戦で決めたゴールのみ。成功率は1.7%となっていて、英『The Sun』も悲惨な結果だと問題視している。
On this day in 2018, Cristiano Ronaldo scored an iconic hat trick vs. Spain.
— B/R Football (@brfootball) June 15, 2022
His third was the definition of clutch
(via @FIFAWorldCup)pic.twitter.com/ZSQGKQtkGe
それでも、今大会は決勝トーナメント1回戦のスロベニア戦でGKヤン・オブラクのゴールを強襲するフリーキックを放つなど、可能性は感じさせる。サウジアラビアのアル・ナスルへ向かってからはフリーキックの精度が向上しているようにも感じられるところがあり、今大会も枠を捉える良いシュートがあった。
サポーターの中にはロナウド以外の選手にも蹴らせてほしいと考える者もいるだろうが、ロナウドが出場している以上はロナウド一択だろう。ベスト8以降の戦いでも良い位置でフリーキックをもらえることもあるかもしれないが、ロナウドのフリーキックがネットを揺らす時はくるだろうか。