Google検索の無限スクロール機能が廃止される
Google検索では、検索結果ページを下までスクロールするとさらなる検索結果が読み込まれ、無限に画面をスクロールできるようになっています。この無限スクロール機能は、2021年10月にモバイル向けに登場し、2022年12月にはデスクトップ版にも導入されました。しかし、この無限スクロール機能がデスクトップ版とモバイル版で廃止され、従来の検索結果数件ごとにページで区切られた形式に戻ります。
https://searchengineland.com/google-dropping-continuous-scroll-in-search-results-443529
Google is killing infinite scroll on search results - The Verge
https://www.theverge.com/2024/6/25/24185727/google-search-continuous-scrolling-doomscrolling-graveyard
Google検索では、検索結果ページを下までスクロールするとさらなる検索結果が連続して読み込まれるという仕様が組み込まれており、わざわざ次の検索結果ページを表示せずとも好みの検索結果を探せるようになっています。実際にページをスクロールすると新しい検索結果が読み込まれる様子は以下の動画の通り。
Google検索のページを下にスクロールすると検索結果が無限に読み込まれる様子 - YouTube
この無限スクロール機能は、2021年10月にモバイル版、2022年12月にデスクトップ版に導入されたのですが、現地時間の2024年6月25日から、Google検索のデスクトップ版では廃止されました。さらに、Googleは2024年7月中にモバイル版でも無限スクロール機能を廃止する予定であることを明かしています。
無限スクロール機能が廃止されたデスクトップ版のGoogle検索では、検索結果ページの最下部まで移動すると「関連性の高い検索」の下に、次のページへのリンクが表示されます。
Googleによると、この仕様変更はユーザーが明示的に要求していない検索結果を自動的に読み込まないようにするためのものというわけではなく、ユーザーにより素早く検索結果を提供できるようにするためのものだそうです。また、Googleは「より多くの検索結果を自動的に読み込んでも、Google検索の満足度が大幅に高まるわけではないことがわかった」と検索エンジン関連メディアのSearch Engine Landに説明しています。