【リュウジレシピ】農水省公認の「激ウマ肉汁爆発餃子」に挑戦!肉汁ブシャ―の秘密は…ラードとアレ♡

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餃子レシピも数多く手掛ける、人気料理家のリュウジさん。今回は農林水産省とコラボした「激ウマ肉汁爆発餃子」をYouTubeで作っていました。餃子と言えば白菜やキャベツを餡に入れますが、今回は長ねぎとニラのコンビ。そして豚ひき肉の割合を増やし、肉感のある仕上がりにこだわったそうです。肉汁を爆発させる秘策を知りたくて、作ってみることに。ちなみに具材はすべて国産食材だったので、筆者も国産にこだわります!

リュウジ「これ、餃子という名の肉汁爆弾です」 人生で一番美味しい【至高の餃子】に挑戦♪肉汁3倍量!

リュウジさんのX(旧Twitter)がこちら!



農林水産省とコラボしたという「激ウマ肉汁爆発餃子」のショート動画が、X(旧Twitter)にポストされていました。

餃子には白菜やキャベツを使うのが一般的ですが、今回は長ねぎとニラを使ったとのこと。使う食材すべてを国産にすることで、おいしい餃子になるそうですよ。

豚ひき肉、長ねぎ、ニラ、にんにく、しょうがと、今回使う具材はどれも、国産のものが出回っていますよね。スーパーで簡単に入手出来るので、筆者も国産にこだわりつつ、肉感たっぷりの餃子を作ってみます。

豚ひき肉多めがポイント!「激ウマ肉汁爆発餃子」を作ってみた!

農林水産省コラボの餃子は、国産食材にこだわったレシピでした。そこで筆者も、長ねぎは地元の京都産、にらとしょうがは高知産、にんにくは青森産をセレクト。豚ひき肉は、都道府県の記載こそありませんでしたが、国産の物を用意しました。



【材料】(約30個分)
豚ひき肉…200g
長ねぎ…50g
ニラ…50g
にんにく…6g
しょうが…6g
オイスターソース…小さじ2
しょうゆ…小さじ1
塩…4つまみ
黒こしょう…適量
水…大さじ6
ラード…大さじ3
ゴマ油…小さじ2
うま味調味料…8振り
餃子の皮…1袋
サラダ油…適量+小さじ1と1/2

(餃子の羽)
水…70ml
片栗粉…小さじ1弱

1.  長ねぎをみじん切りに、ニラを小口切りにします。



長ねぎは、下まで切り落とさないよう気をつけながら、端から端まで斜めに細かく切れ込みを入れていきます。終わったら上下を入れ替え、反対側の面にも同じように切れ込みを入れましょう。それから小口切りにすると、簡単に細かく切れますよ。
ニラは、長ねぎと同じくらいの細かさになるよう切りました。

2.  ボウルに豚ひき肉、長ねぎ、ニラ、すりおろしたにんにく、すりおろしたしょうが、オイスターソース、しょうゆ、塩、黒こしょう、水、ラード、ゴマ油を入れて、よく捏ねます。



水とラードを加えると、肉だねがジューシーになりますよ!



ラードが固まったままにならないよう、よく捏ねます。水を75mlも加えているので、肉だねがとってもやわらかい!

3.  肉だねが混ざったら、うま味調味料を加えて軽く混ぜます。



うま味調味料は肉だねに粘り気が出てから、最後に加えます。

4.  餃子の皮で餡を包みます。



餃子の皮の周囲に水を付けてお好みの包み方で包みます。筆者はひだを5~6個つけて包みました。



5.  サラダ油を多めに引いたフライパンに、餃子を円形に並べます。強めの中火に点火して、焼き色が付くまで焼きます。



焼いている間に、餃子の羽用の水と片栗粉を混ぜておきます。



強めの中火で3分ほど焼くと、香ばしい焼き色が付きました。

6.  餃子の底面に焼き色が付いたら中火にし、餃子の羽用の水を注ぎ、フタをして3分ほど蒸し焼きにします。



片栗粉を混ぜた水を加えます。



フタをして中火で3分ほど蒸し焼きにします。

7.  フタを外して水分を飛ばし、サラダ油(小さじ1と1/2)を回りから流し入れて底面をパリッと焼きます。



フタを取って2分ほど加熱しましたが、水分が減らず…。餃子の皮は破けていませんが、ひだの隙間から餡に混ぜたラードが溢れてしまったようです。

元の動画では、水分がなくなったところに、サラダ油を加えて底面を焼いていましたが、今回はサラダ油を加えずに火を止めました。

豚ひき肉がみっちり♪ニラの風味が広がって野菜少なめとは感じない



リュウジさん考案の「激ウマ肉汁爆発餃子」が完成しました。底面の焼き色はいい感じに付き、上部の餃子の皮はプルンと透明感が出て、おいしそう!

ただ、蒸し終わった後のフライパンに油がたっぷりと出ていたので、肉汁爆発の可能性はかなり低そう…。



餃子を割ってみると、肉汁が少し出ましたが、爆発の名前にふさわしいほどの量は流れ出ませんでした。これは餃子の包み方が甘かった!

でも口に入れると、餡がみっちりとして肉感もあり、おいしいです♡肉多め、野菜少なめのバランスの餡でしたが、ニラの香りがしっかりと広がるので、野菜が少ないとは感じません。

今回は青森産のにんにくを使ったので風味が穏やか。国産のにんにくは外国産のものに比べて香りがマイルドだと、リュウジさんが伝えていた通りです。ニラの風味の方が強く感じるくらいでした。

たれは、酢としょうゆを混ぜたものを用意しました。さっぱりとしたたれに、豚ひき肉とニラのおいしさが広がる餃子が合うこと!お箸がどんどん進みました。

餡にラードと水を加えると肉汁が溢れる餃子になる!



リュウジさん考案の「激ウマ肉汁爆発餃子」は、餡にラードと水を練り込むのがポイントでした。

今回は普通の餃子の皮で餡を包みましたが、ひだの隙間から餡に混ぜ込んだラードが流れ出てしまったよう。残念ながら、口の中でじゅわ~っという肉汁爆発を再現することは出来ませんでした。でも、フライパンに流れ出たラードの量から推測すると、上手に焼けたら、肉汁がたっぷり溢れる餃子になると思います。

今回はレギュラータイプの皮を使いましたが、厚めの皮の方が、焼いた時に肉汁が流れ出にくいのかもしれません。とにかく、餃子のひだはしっかり閉じることも、重要なポイントのひとつです!

豚ひき肉多めの餡ですが、ニラの香りが広がるので、野菜の存在感も楽しめますよ。ぜひ作ってみてくださいね。