ドラマ『アンメット ある脳外科医の日記』第9話より (C)カンテレ

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 俳優・杉咲花が主演を務める、カンテレ・フジテレビ系月10ドラマ『アンメット ある脳外科医の日記』(毎週月曜 後10:00)第9話が、10日に放送され、池脇千鶴(42)がサプライズ出演し、反響を呼んだ。

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 同作は、講談社『モーニング』で連載中の同名漫画を実写化。“記憶障害の脳外科医”川内ミヤビ(杉咲)が患者を全力で救い、自身も再生していく医療ヒューマンドラマで、消えた2年間の記憶をめぐるミステリーも見どころ。

 薬の量を増やしたことでミヤビの記憶障害に改善の兆しがみえる中、第8話では、アメリカ帰りの脳外科医・三瓶(若葉竜也)が、大迫教授(井浦新)がまだ何かを隠しているのではないかと疑った。ミヤビは、大迫教授に「記憶障害の本当の原因を教えてください」と直訴し、物語は最終章に入った。

※以下ネタバレあり

 ミヤビの事故の背景には、西島会長(酒向芳)と鵜原建設の押尾(黒田大輔)らによる関東医大病院の建て替え計画があったことが判明。また、大迫教授と三瓶の過去の関係も明らかになった。同じ病院で勤め、患者の治療方針をめぐり、ぶつかっていた。

 「意識障害で昏睡状態」とされた娘について、母は「私の言っていることが分かってるんです」と訴えた。これを受けて三瓶は、未承認だった「ITB療法」を提案するも、大迫教授らは首を縦に振らなかった。

 三瓶は「僕はあなたが脳性麻痺や重度障害を研究しているからここに来たんですよ」、大迫は「力を持てば障害者医療にもっと光を当てることができるんだ」と言い合った。そして三瓶は、未承認薬の使用を実行。しかし、娘は「しゃべったことを除いては」予後に変化がなかった。

 この母を演じたのが、池脇だった。予告なしの登場で、娘を想う母を圧倒的な存在感で示し、SNSでは「ちょっと待ってくれ!嘘だろ!?」「そんな馬鹿な!」と驚きの声が殺到。「えっあのお母さん役の人が池脇千鶴と聞いて衝撃…」「誰か分からんかった…」「役の作り込みがマジで凄いよ…」「えええ面影が…ない…」など、トレンド入りする事態となった。