第1セット、スパイクを決めた高橋藍(撮影・中田匡峻)

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 「バレーボール男子・ネーションズリーグ、日本−スロベニア」(8日、西日本総合展示場)

 世界ランキング5位・日本は、今大会6戦全勝で同6位・スロベニアと対戦した。

 第1セット、7−7から西田のスパイクがアウトの判定。だが、すぐにスロベニア選手がワンタッチを自己申告すると、日本のポイントに変更。審判からはグリーンカードが提示された。

 SNSは即反応。「おおグリーンカード」、「スポーツマンシップを体現した素晴らしい仕組み」、「こういう使い方なんや」、「平和でいいよね」、「おりこうさんカード」などと続々と反応した。

 同カードは昨年のネーションズリーグから試験導入。フェアプレー精神と、ビデオ判定による試合の遅延を防ぐことに一役買っており、今大会の大会規定にも明記されている。大会終了時に最も多くのグリーンカードを獲得したチームには賞金3万ドル(約465万円)が贈呈され、同点の場合には順位が上のチームが獲得する。