体に負担のかからない軽量な収納グッズを使って、ストレスフリーに家を片づけましょう。夫婦2人＋愛犬2匹で暮らす、整理収納コンサルタントの瀧本真奈美さん（現在50代）のケースをご紹介。体の不調を感じるようになってから実践しているという、“軽量”にこだわった収納術と、愛用している無印良品のアイテムについて語ります。

インテリアになじみ、さまざまな使い方ができる収納ボックス

わが家の収納に欠かせない万能選手、無印良品の「ポリエステル麻 ソフトボックス長方形 大」990円。シンプルなデザインで置く場所を選ばず、周りのインテリアを損ねないので使いやすいです。また、折りたたみ可能で使わないときはコンパクトにしまえるのも非常に便利。

【写真】無印の軽量台車で重いものを運ぶのがラクに

脱いだ部屋着や、すぐには洗わない服の一時保管に使用しているほか、ペットシーツやトイレットペーパー、ティッシュペーパーのストック、横向きにしてオフシーズンのバッグ収納にも使っています。軽量ながらしっかりとしたつくりで、中に物が入っていても持ち運びしやすく気に入っています。

手が届くところに使うものを収納できる軽量ワゴン

いつも手が届くところに使うものを置いておきたい。そんなときに便利なのが無印良品「スチールパイプワゴンラック」5990円。過去に別のメーカーの似たようなワゴンを使っていましたがが、比べ物にならないほど軽量です。

3段のトレイ部分も深すぎないので、収納グッズを組み合わせることで使い方も自由自在。私は「ポリエステル麻 ソフトボックス長方形 小」と、「ポリエステル麻 ソフトボックス長方形 中ハーフ」2個を組み合わせて、リビングで散らかりやすい夫の私物と愛犬のケアグッズをまとめて収納しています。

いずれもフタなしのオープン収納なので、ものが取り出しやすく片づけも簡単です。さらに、キャスターつきで使いたい場所にすぐ移動できるので、とても便利になりました。

大きめサイズでも軽量！高い場所の収納に便利なケース

収納ケースは一般的に大きくなると重くなりがちですが、「やわらかポリエチレンケース」シリーズは、深さのある大きめサイズでも約0.85kgと、とても軽量です。商品名のとおりやわらかい素材で、角もないので少し高い所の収納にも使いやすいのが特長。

素材がやわらかいと、へたったり変形が心配ですが、このシリーズはやわらかいのにしっかりしているのが優秀。深タイプは保存用の水など、ハーフ大は洗面所の掃除洗剤など、ハーフ小は下着、小タイプはプリンターの下段でコピー用紙を収納するのに使っています。いずれも持ち運びもしやすく収納の見直しにも役立っています。

重いものの移動がラクになる平台車で“玄関に放置”を解消

わが家では日用品や水、米などは定期的にネットでまとめて購入しています。都度届く大きな段ボールや、重い水や米。玄関から収納場所まで運ぶのは容易ではありません。かと言って中身を少しずつ持ち運ぶのも時間がかかり面倒になるので、開封までしばらくそのままになりがち。

そんなときに使用しているのが「縦にも横にも連結できるポリプロピレン平台車」1990円。玄関で届いた段ボールをそのまま載せ、それぞれの収納場所まで移動。これで収納するまでの労力や時間が削減され、とてもラクになりました。

ほかにも、ウォークイン収納の床置きを防ぐために、収納ケースの下に連結して使用しています。簡単に動かせるので掃除もしやすく気に入っています。

今では症状が軽くなりましたが、肩関節周囲炎を経験してから、いろいろなものの軽量化を進めています。いつまた不調になるかわからない今後に備えて、無理しない軽量収納をこれからも考えていきたいと思います。