イラストレーターの岩沢さんは、シェルターに引き取られた保護犬だった柴犬系の雑種犬ふうちゃんとオットの3人暮らし。初めて保護犬と暮らす驚きを漫画でつづります。今回は、「ふうちゃんのお薬事情」について。

蚊とともに考える、ふうちゃんの「お薬」事情

必要な出費と分かってはいるものの…

皆さんはフィラリアという病気、ご存じですか。私はふうちゃんを引き取るまで、「名前は聞いたことがある」くらいでした。フィラリアは蚊が媒介する病気で、感染すると命にも関わってきます。

ふうちゃんは毎年、冬も過ぎて少し暖かくなった頃に血液検査をして、フィラリアにかかっていないかどうか確認します。そして幸いかかっていなかった場合、毎月1回、予防薬を飲みます（注射で予防する方法もあるようです）。蚊が見られなくなってひと月くらい経つ頃まで続けます。

温暖化の影響なのか、ここ何年も夏がすごく暑いし、長いですよね。そのためか蚊も長期間みられるようになって、ふうちゃんの薬を飲む回数は増えています。

もちろん必要な出費ですが、以前を思えば家計が…、とつい比べてしまいます。お散歩も朝早く起きて行かなければならないし、いろいろな意味で大変な近年の暑さです！