とちぎテレビ

宇都宮市の佐藤栄一市長は２３日の会見でＬＲＴ・ライトラインの開業から８月で１周年という節目を迎えるにあたりこれを祝福する記念事業を実施すると発表しました。

宇都宮市にはＬＲＴ・ライトラインが開業した効果などにより２０２３年１年間で１千２７０万人余りが観光で訪れ観光による消費額も増加するなどまちの姿や生活は大きく変わろうとしています。

こうした中、宇都宮市は新しいまちの顔となったライトラインの開業１周年を祝福する記念事業を２０２４年８月から９月にかけて沿線などで行うと発表しました。

１周年となる８月２５日当日にはライトキューブ宇都宮やライトラインの車両基地などでイベントを開催します。

またそのライトラインの車両「宇都宮ライトレールＨＵ３００形」ですが、全国規模の鉄道愛好者団体である「鉄道友の会」が選ぶ「２０２４年ローレル賞」を受賞したことが２３日発表されました。

インパクトのあるデザインや次世代のＬＲＴを期待させるポテンシャルの高さが評価されたということです。佐藤市長は「末永く愛されより多くの方にご乗車いただけるよう今まで以上に安心・安全な運行とより快適な運営に努める」とコメントしています。

そのほか、悪質なクレーマーによる職員を無断に撮影する行為など迷惑行為が増えていることを受け宇都宮市は職員が安心して公務を行い市民サービスの向上につながるよう６月から職員証の表記を名字のみに変更します。