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 ポルトガル2部オリベイレンセの元日本代表FW三浦知良(57)が今夏、国内復帰することが決定的となった。複数の関係者によれば移籍先は22年まで在籍したJFLのアトレチコ鈴鹿への復帰が最有力。カズは21日、ポルトガルでの2年目のシーズンを終えて帰国した。

 注目の去就について「たくさん選択肢があるわけではない。自分の中に決める条件はある」と話した。鈴鹿は昨年10月にかつて読売クラブなどでプレーし、カズをよく知る斉藤浩史氏がオーナーに就任し、経営体制を一新。継続的にラブコールも受けてきた。カズ自身も鈴鹿には愛着があり、環境も熟知している。

 横浜FCから期限付きで移籍したオリベイレンセでは今季公式戦出場6戦のみ。刺激に満ちた時間を過ごした一方で出場機会は限られた。来月末で契約は満了。残留については「可能性は低い」と明言し、この日も複数の巨大スーツケースとともに帰国した。今後はつかの間のオフを挟み、国内復帰に向けた自主トレを始動する。